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韓流研究室

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正倉院に伝わる楽器のルーツ!? ゾロアスター教板絵を世界初発見!

★ゾロアスター教板絵を世界初発見、
 正倉院楽器と類似か

 産経新聞 2017.11.2 19:41
 
http://www.sankei.com/west/news/171102/wst1711020082-n1.html
 
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8世紀初頭に焼けたウズベキスタンにある
シルクロード都市の遺跡「カフィル・カラ城」で、
正倉院宝物に似た楽器が描かれた
ゾロアスター教関連の板絵
が出土したと、
帝塚山大(奈良市)などのチームが2日、発表した。

 炭化しているが、祭礼の場面とみられ、
同様の板絵が完全な状態で発掘されたのは世界初。

シルクロード交易を担ったソグド人や、
キリスト教などに影響を与えたゾロアスター教の
研究に役立つ成果としている。

 木製で、幅1・4メートル、高さ1・3メートルの4段構成。
最上段に獅子に腰掛ける女神ナナー、
下段に箜篌と呼ばれるハープに似た弦楽器や
琵琶とみられる楽器を奏でる楽隊、
火や供物をささげる人が浮き彫りされている。

 ソグド人は西域文化の
日本への伝来に重要な
役割を果たしたことで知られ、

これらの楽器も似たものが正倉院に伝わっている。

 遺跡は中央アジア最大のシルクロード都市があった
サマルカンドの東南約30キロにある。
ソグド人の王の離宮で軍事拠点でもあったと考えられる。 
板絵は9月、ウズベキスタン考古学研究所との共同調査で
玉座付近から出土。
周辺の火災層や出土貨幣から、710年にイスラム勢力に
攻められた際に焼け落ちたとみられる。

帝塚山大の宇野隆夫教授は
「サマルカンド周辺は東西、南北シルクロードの
 十字路で、各地の文化が融合し、
 新たな文化が生まれる場だった。
 板絵は、日本への伝来ルート復元の
 大きな手掛かりになる
と話した。
     

■ゾロアスター教 
 開祖はザラスシュトラ。善悪二元論を特徴とし、
 火を尊ぶため「拝火教」とも呼ばれる。
 古代ペルシャで支配的な宗教となり、
 ササン朝ペルシャでも国教とされ、ユダヤ教や
 キリスト教の成立にも影響を及ぼした。
 7世紀後半のイスラム勢力の台頭によって衰退し、
 現在はインドなどに少数の信者がいる。

(引用ここまで)


★正倉院に伝わる楽器の板絵、
 サマルカンドで出土

 読売新聞 11/2(木) 22:52
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00050078-yom-ent
 rekisi01.jpg

奈良・正倉院にも伝わる古代の竪琴(たてごと)
「箜篌(くご)」や琵琶などを弾く楽隊を彫った
8世紀初めの板絵が、シルクロードの要衝、
ウズベキスタン・サマルカンドの遺跡で出土したと、
帝塚山大(奈良市)が2日発表した。

 中央アジアで信仰されたゾロアスター教の
世界観を表しており、同大によると、
こうした板絵がほぼ完全な形で発見されるのは初めて。

 同大とウズベキスタン考古学研究所が9月、
都市跡の「カフィル・カラ城」を発掘。
小部屋跡から木の板絵(幅1・4メートル、
高さ1・3メートル)が見つかった。
炭化しているものの、形はほぼ保っていた。
複数の穴があり、壁にくぎで留められていたとみられる。

 板絵は、女神「ナナー」を中心に、
周囲に人物約40人を表現。儀式の場面とみられる。
楽隊は、
西アジアの古代アッシリアが起源とされる箜篌や、
ペルシャがルーツの4弦琵琶、
ギリシャ発祥と言われる管楽器・簫(しょう)などを
持つ姿が彫られていた。

いずれも正倉院に伝わる楽器だ。


(引用ここまで)



正倉院に所蔵されている琵琶
    rekisi5genA.jpg

ピックガード部分に描かれているのは
ラクダに乗った、4弦琵琶を弾く吟遊詩人

    shosoin_rakuda_biwa.gif






★帝政ローマ、ペルシャと
 日本の古代がつながる

 2016年06月01日
 http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/4635492.html
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天理大付属天理参考館(天理市)所蔵のガラス製品
「円形切子碗(きりこわん):
 高さ6・5センチ、口径9・7センチ、厚さ3・5ミリ。
 表面の切り子細工は大半が円形だが、底部は方形に
 カットされている。 」
が、
1~4世紀の帝政ローマ圏で作られた可能性があることが
参考館などの科学分析で分かった。
(中略)
参考館は
「宝物のルーツがローマである可能性がある」という。
参考館と東京理科大の阿部善也講師が2015年、
最新の蛍光エックス線分析でガラスの組成を調査。
鉄分が少ないなど1~4世紀の帝政ローマ圏の
地中海域で使われたガラスの成分と一致した。
参考館によると、切り子ガラスは
帝政ローマ圏で技術が発展し、3世紀に興った
東方のササン朝ペルシャに伝わったと考えられている。

正倉院御物白瑠璃碗と同じものは、
伝安閑天皇陵からも出土していて、

同型の碗は朝鮮半島では出土せず、
唐代にペルシアの文物が大流行し、長安にペルシャ人が
住み着いた中国でさえ2つしか出土していない。


しかも、2つの白瑠璃碗は、その瓜二つの出来映えから、
同時期に、同じ工房で制作され、同時に渡ってきた
と考えられている。
(中略)
これ以前にも、日本書記にすでに6世紀の末の
欽明天皇の時代に、日本に着たペルシャ系の
人名が記録されている。
『日本書紀』には
「孝徳天皇の白雉五年(AD654)四月の条、
 「吐火羅國 男二人女二人 舎衞女一人 
  被風 流來 于日向」
とあり、
これはトカラ国(現アフガニスタン吐火羅國=覩貨邏國)
男2人、女二人、舎衞の女一人が風にあって
ヒムカ(ひゅうが日向)に漂着した〉とある。
当時、
ペルシャ人の高貴な一団が日本に来ていたのは
事実で、以前から、貴重なローマ由来の宝物が、
彼らの手で直接日本に運び込まれたのでは
と推理されていたが、最新の科学分析で、
ほぼ事実と解明された。


(全文はリンク先で)





 nara0424-01.jpg


★沖縄の遺跡から古代ローマの硬貨
 2016 09 27 
 http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-4451.html


★平城宮にペルシャ人の役人 
 765年木簡に「破斯清通」

 2016 10 05 
 http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-4471.html


★奈良の木簡に、高い鼻に坊主頭の
 ペルシャ人役人の落書き?

 2016 10 13 
 http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-4487.html




いやあ・・・大発見です!

続々と発見される歴史の新事実は、
近視眼的な歴史の定説を覆し、実に面白い。

歴史の浪漫を感じるニュースは大好き!



★地獄、冥界の主
 「閻魔(えんま)」もアーリア人から

 https://ameblo.jp/taishi6764/entry-12034087806.html




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Comments 3

名無しさん

通りすがりの二日酔い

豆知識
阿弥陀様のルーツは、アフラ・マズダーですよ。

2017-11-03 (Fri) 08:39 | EDIT | REPLY |   

銀の鈴

ロマンがありますなぁ……

そういえば正倉院宝物の(一部のみ)一般公開は、何しろ期間があまり長くないですし、現地まで行かないと見られないもんで、ついつい行きそびれて、今に至ります。

あぁ、こういうの、私も好きですわ。ほんっと、あんな遠くから、あの時代にねぇ……。夢が広がりますなぁ。今後、どんどん研究も進むことでしょう。期待して成果を待っておりますわ。

2017-11-03 (Fri) 12:15 | EDIT | REPLY |   

弓取り

タイムカプセル

確かに、面白くてロマンを掻きたてます。研究者の方々は瞠目されているのでしょうね。
(焼け焦げて肉眼では確認しにくい遺物が残っていて幸いだし、これを解明できる技術も素晴らしい)

遊牧民が道をつくって産業道路になって、そこを後代になると軍隊もが東西に走る。西洋史や日本史だけでは見えてこないものがあるんですね。
宗教も生活文化も、そこを伝わって日本に来たというのは、壮大な歴史の話しです。

くすっと笑ってしまうのが、
>同型の碗は朝鮮半島では出土せず、唐代にペルシアの文物が大流行し、長安にペルシャ人が住み着いた中国でさえ2つしか出土していない。

日本には、歴史の物証や記録をきちんと残す「文化」があります。昔の日本人は日記なんかもしっかり書いていますね。あれらの国は易姓革命で政治も文化も人民も、塗り替えてしまいますから残りにくい。
シナから日本へは、陸路ではなく主に海路で伝わったと思います。半島経由は、せいぜい南端の和人の活動拠点を経由するとかのレベルでしょう。

>トカラ国(現アフガニスタン吐火羅國=覩貨邏國)
は、九州・奄美地方の吐喝喇列島(トカラ列島)を思い出さずにはおられませんし、熊本にはトンカラリンという由縁のはっきりしない遺跡もあります。ソグドの顔立ちは、鬼や天狗を連想させます。密教は火教とつながりがあるそうだし。
素人レベルですが、とても面白い。

アフラマズダーのアフラは、アシュラと語源が同じだそうで、こちらは仏教守護の八部衆の阿修羅になっている。古くからの神的な存在を、次の宗教では重要だけど脇役にしてしまうんですね。
ギリシア神話やキリスト教にも関連する人物(神の眷属)や逸話が出てこないか興味をそそられます。

2017-11-04 (Sat) 14:19 | EDIT | REPLY |   

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