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韓流研究室

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安倍晋三首相国連演説「北朝鮮による挑発を止めることができるかどうかは、 国際社会の連帯にかかっている。残された時間は多くない。」

★安倍晋三首相が異例の国連演説 
 対北朝鮮圧力に集中
 「残された時間は多くない」

 産経新聞 2017.9.21 22:18
 
http://www.sankei.com/politics/news/170921/plt1709210063-n1.html
 abeplt17092109070008-p1.jpg

「自分の討論をただ一点、
 北朝鮮に関して集中せざるを得ません」


(中略)
首相は今回の国連外交で、北朝鮮に対する
国連安全保障理事会制裁決議の完全履行に向け、
加盟国に働きかけることに力点を置いた。
対北圧力を強化する上でカギを握るのは
中国とロシアであることに変わりはないが、
アフリカや中南米には北朝鮮と国交を結ぶ
国が多い。
そうした国を対北包囲網に加えなければ
制裁の効果はおぼつかない。


 首相演説の文案作成に関与した政府関係者は
北朝鮮問題の基礎から説き起こすことで
 認識を共有する必要があった
と語る。
1994年の米朝枠組み合意や2005年の
6カ国合意の裏で、北朝鮮が核開発を
続けてきた経緯を細かく説明したのは
このためだ。


 個別に説得する作業にも心を砕いた。
河野太郎外相と分担し、分刻みで会談を重ね、
北朝鮮の核・大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術が
世界全体にとっての脅威だと説いて回った。


一方で、米国との役割分担も意図した。
その象徴が対イラン外交だ。
首相は19日にロウハニ大統領と会談し
河野氏も22日にザリフ外相と会談を
予定している。
短い滞在中に首相と外相が同じ国の
カウンターパートに時間を割くのは珍しい。

 トランプ米大統領は19日の一般討論演説で
イラン核合意を
「米国にとって最悪な取引の一つ」
と批判したばかり。
合意が破綻すれば北朝鮮に付け入る隙を
与えかねない。

首相は合意順守を重ねて求め、ロウハニ師から
「核合意をイランから破棄することはない」
との言質も引き出した。
 首相は演説で
「アジア太平洋の成長圏に隣接し、
 立地条件に恵まれている。
 勤勉な労働力があり、地下には資源がある」

北朝鮮の「魅力」を並べた。
核・ミサイル問題の解決なくして「明るい未来」は
ないことを北朝鮮に理解させるための
誘い水でもあった。

 「残された時間は多くありません」。
各国代表にこうも訴えた首相はニューヨークを
出発する21日もトランプ氏や
ライチャーク国連総会議長らとの会談を
こなす予定だ。
(ニューヨーク 杉本康士)




★第72回国連総会における
 安倍内閣総理大臣一般討論演説
 平成29(2017)年9月20日

 
http://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/unp_a/page4_003327.html
(引用開始)
脅威はかつてなく重大です。
眼前に,差し迫ったものです。
 我々が営々続けてきた軍縮の努力を,
北朝鮮は,一笑に付そうとしている。
不拡散体制は,その,
史上最も確信的な破壊者によって,
深刻な,打撃を受けようとしている。

 議長,同僚の皆様,
この度の危機は,独裁者の誰彼が,
大量破壊兵器を手に入れようとするたび
我々がくぐってきたものと,質において,
次元の異なるものです。
 北朝鮮の核兵器は,水爆になったか,
なろうとしている。
その運搬手段は,早晩,ICBMになるだろう。


 冷戦が終わって二十有余年,我々は,
この間,どこの,どの独裁者に,
ここまで放恣にさせたでしょう。
北朝鮮にだけは,
我々は,結果として,許してしまった。
 

それは我々の,目の前の現実です。
かつ,これをもたらしたのは,
「対話」の不足では,断じてありません。

対話が北朝鮮に,核を,断念させた,
対話は,危機から世界を救ったと,
我々の多くが安堵したことがあります。
一度ならず,二度までも。
(中略)
議長,同僚の皆様,国際社会は北朝鮮に対し,
1994年からの十有余年,
最初は「枠組合意」,次には「六者会合」によりながら,
辛抱強く,対話の努力を続けたのであります。

 しかし我々が思い知ったのは,
対話が続いた間,北朝鮮は,
核,ミサイルの開発を,あきらめるつもりなど,
まるで,持ち合わせていなかった
ということであります。

 対話とは,北朝鮮にとって,
我々を欺き,時間を稼ぐため,
むしろ最良の手段だった。


 何よりそれを,次の事実が証明します。
すなわち1994年,北朝鮮に核兵器はなく,
弾道ミサイルの技術も,成熟にほど遠かった。
それが今,
水爆と,ICBMを手に入れようとしているのです。

 対話による問題解決の試みは,
一再ならず,無に帰した。
 なんの成算あって,
我々は三度,同じ過ちを繰り返そうというのでしょう。


 北朝鮮に,すべての核・弾道ミサイル計画を,
完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な方法で,
放棄させなくてはなりません。

 そのため必要なのは,対話ではない。
圧力なのです。


議長,同僚の皆様,横田めぐみという,
13歳の少女が,北朝鮮に拉致されて,
本年11月15日,ついに40年を迎えます。

 めぐみさんはじめ,多くの日本人が,
いまだに北朝鮮に,拉致されたままです。
彼らが,一日も早く祖国の土を踏み,
父や母,家族と抱き合うことができる日がくるよう,
全力を尽くしてまいります。
 
北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対し,
日本は日米同盟によって,また,日米韓三国の
結束によって,立ち向かいます。
「全ての選択肢は
テーブルの上にある」

とする米国の立場を,一貫して支持します。
(中略)
北朝鮮に対する圧力をいっそう強めることによって,
北朝鮮に対し,路線の根本変更を迫る
我々の意思を,明確にしたもの
でした。

 しかし,あえて訴えます。
 北朝鮮は既に,ミサイルを発射して,
決議を無視して見せました。
 決議はあくまで,始まりにすぎません。
 核・ミサイルの開発に必要な,モノ,カネ,ヒト,
技術が,北朝鮮に向かうのを阻む。
北朝鮮に,
累次の決議を,完全に,履行させる。
全ての加盟国による,一連の安保理決議の,
厳格かつ全面的な履行を確保する。
 必要なのは,行動です。
北朝鮮による挑発を止めることができるかどうかは,
国際社会の連帯にかかっている。


 残された時間は,多くありません。

 議長,ご列席の皆様,
北朝鮮はアジア・太平洋の成長圏に隣接し,
立地条件に恵まれています。
勤勉な労働力があり,地下には資源がある。
 それらを活用するなら,
北朝鮮には経済を飛躍的に伸ばし,
民生を改善する途があり得る。
 そこにこそ,
北朝鮮の明るい未来はあるのです。


 拉致,核,ミサイル問題の解決なしに,
人類全体の脅威となることで,
拓ける未来など,あろうはずはありません。


 北朝鮮の政策を,変えさせる。
そのために私たちは,
結束を固めなければなりません。
 有難うございました。

(全文はリンク先で)




国際政治経済学などの研究者・鈴木氏
 https://twitter.com/KS_1013
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>制裁が効果を発揮するためには、
 主要貿易国だけでなく
 世界中が目的を共有し
 制裁を優先事項として
 対処しなければならない


今回の安倍総理の国連演説の意図が
まさにコレですね。


★[速報]韓米日首脳
 「3カ国の強固な共助を基に
  中ロと緊密協議」

 聯合ニュース 2017/09/22 03:38
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/09/22/0200000000AJP20170922000200882.HTML




メディアは、演説の一部だけを切り取り
”トランプ大統領と安倍総理が激しい言葉で
 非難しているから言葉の応酬になっている。
 アメリカが北朝鮮を暴発させている。
 安倍総理は「対話は無駄骨」と、
 対話を軽視して努力をしようとしない。”
と印象操作をしていますが
トランプ大統領の「完全に壊滅させる」というのは
「このまま核開発を止めなければ」という
前文があり
安倍総理の「対話は無駄骨」報道も、
今までの合意が、
核開発を止める気が無い北朝鮮に
時間稼ぎをさせてしまった…というです。

「全ての選択肢は
 テーブルの上にある」


安倍総理は、演説の最後に
北朝鮮が(金体制はそのままで)
今度こそ核・ミサイル開発を不可逆に放棄して
軍事強弁国家ではなく
路線の根本変更すれば明るい未来がある
と、呼びかけています。

戦争するぞなどとは
脅してはていません。


テレビ朝日”モーニングショー”でも
田崎史郎氏が丁寧に説明し
「安倍総理も戦争なんて事態は望んでいない」
と解説しているのに
テレ朝社員の玉川徹は
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「でも、アメリカが戦争を始めたら
 日本も日米同盟で戦争に参加するんでしょ!」


田崎史郎氏
「アメリカだって戦争なんて望んでいない。
 だから制裁を強化して圧力を掛けている。」


玉川徹
「でも、アメリカが戦争を始めたら
 日本だって巻き込まれるんですよ。」


田崎氏
「だから、誰も戦争したいなんて思っていない。」

玉川徹
「でも、(以下略)」

5歳児かっ!
玉川徹 
「日米同盟の在り方を考えろ!
 世界には滅ぼされた歴史もある!」


田崎史郎
「誰が日本を守ってくれてる!
 アメリカ抜きで北に対せないのが現実。」


もう一人の解説者が
対話とは交渉だから、その前に
 コミュニケーションが大切、これが足りない」


横から長嶋一茂
「じゃあ~さぁ~、オレ素人だけどさ
 民間人がもっと北朝鮮を訪問してさ
 我々は戦争する気は無いですよって
 北朝鮮にみんなで伝えればいいんじゃない?」


 ┐(´д`)┌ヤレヤレ

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北朝鮮の外相だって
戦争はしたくないんじゃないの?

★超強硬措置 
 「太平洋上での水爆実験では」=北朝鮮外相

 聯合ニュース 2017/09/22
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/09/22/0200000000AJP20170922002100882.HTML
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が
トランプ米大統領の国連総会での演説に反発し、
「過去最高の超強硬対応措置を検討する」
との声明を出したことについて、
「おそらく歴代(最大)級の水爆実験を
 太平洋上で行うことになるのでは」と述べた。
宿泊先のマンハッタンのホテル前で
声明について報道陣に尋ねられ、

「国務委員長(金正恩氏)が
 することなのでよく分からない」

と前置きした上でこのように答えた。




玉川徹らは何故、
北朝鮮が2回の対話による合意を
欺いて核・ミサイル開発を続けた事を
全く非難せずに、日米だけを批判するのか?


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北朝鮮って
核・ミサイル開発だけではなく
世論誘導など様々な工作活動をしていたのね。


★韓国映画『タクシー運転手』の
 大ヒットで浮上した歴史論争

 崔 碩栄 (ジャーナリスト) 2017年9月22日
 http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10624




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Comments 2

弓取り

スタジオに呼ぶべき「北朝鮮」関係者

相変らずのテレビ番組の構成ですね。北朝鮮の話しのはずなのに、明確に北朝鮮の人間をゲストとして招かない。インタビューでも中継でも「当事者」側に発言させないのは「差別」ではないのかな。

北朝鮮が、どういう条件なら核開発やICBMを放棄するのか、発言させればいいのに。せっかく、在日朝鮮の人が大勢いるはずなのに。
朝鮮総連も朝鮮学校関係者だって、同じ住民として「権利」を主張しながら住んでいるはずなのに。自由な発言をさせてあげればいいのにね。

発言の機会を奪われた!差別だ!と言われたり、テレビ局側が感じないのが不思議です。
(これは「棒読み」というやつです。)
その代わりというか、北朝鮮の立場に立つ「論者」を呼ぶんですね。出演料を支払ってね。
(もちろん、これは皮肉です。)

その結果、日本人と日本人らしき人間だけで、北朝鮮に忖度する展開にしかならないんですね。

おまけに日本国の首相が、国連さまでの演説を正しく伝えない。これでは、日本と世界が取るべき適切な対応策が視聴者の頭に浮かびにくくなります。お花畑であれば、たぶんそうなりますね。反日サヨクにかぶれたヒトたちであれば法則どおりです。

2017-09-22 (Fri) 23:32 | EDIT | REPLY |   

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2017-09-23 (Sat) 08:24 | EDIT | REPLY |   

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