韓流研究室

ARTICLE PAGE

スウェーデン、ロシア脅威で軍備強化へ 徴兵制も復活⇒社民党政権です!

★軍事非同盟のスウェーデン、
 軍備強化へ 徴兵制も復活

 朝日新聞 2017年8月7日
 
http://www.asahi.com/articles/ASK844T1FK84UHBI026.html
  AS20170807000186_commL.jpg

軍事非同盟を貫いて19世紀から
他国と戦火を交えずにきたスウェーデンが、
ロシアの脅威の高まりを受けて、
軍備強化へと方針を一変させた。

島部に常駐軍を再配置し、7年前に廃止した
徴兵制を復活させる。

北大西洋条約機構(NATO)の加盟申請も
現実味を帯び始めた。
(ゴットランド島=渡辺志帆)


 バルト海に浮かぶスウェーデン領ゴットランド島。
夏ともなると大勢の観光客が訪れるリゾート地だ。
 だが、人口6万人足らずののどかな島は、
国土防衛の要衝でもある。

 5月中旬、紺碧(こんぺき)のバルト海を見下ろす
島西部の高台で、陸軍防空部隊所属の兵士が
地対空ミサイルの模擬弾を可動式発射台に載せる
演習を行っていた。

 島の南東約300キロのバルト海対岸には、
ロシアの飛び地カリーニングラードがある。
近年、ここに核搭載可能な短距離弾道ミサイル
「イスカンデル」などが配備された
とされる。

 ロシアによるウクライナ南部クリミア半島併合
などを受けて、スウェーデン政府は2015年、
16~20年の5年間の軍事費をそれまでの5年間に
比べて170億クローナ(約2310億円)増やし、
総額2240億クローナ(約3兆480億円)とする
方針を発表した。
ゴットランド島への常駐軍の再配置は
目玉施策の一つだ。


 島は100年以上前から軍の演習地として使われ、
冷戦期は数百人規模が駐屯した。
だが04年に駐屯部隊は引き揚げた。
7月の正規軍の配置を前に、国内各地の中隊が
昨年9月から回り持ちで島周辺の防衛を担った。
新たに約8億クローナ(約110億円)かけて基地を再建する。

 同島で軍を統括するマティアス・アーディン陸軍大佐は
「バルト地域は
 戦争突入のリスクは低いが、
 不安定になっている。
 軍の再配備でバルト海沿岸の
 空と海を統制できる」
と述べた。

 影響は島民にも広がる。
政府は今年に入り、島内に約350カ所ある
冷戦期の民間シェルターの点検を指示した。
 シェルターは
集合住宅や学校など島の至る所にあり、
目印に30センチ四方のパネルが掲げられている。

80年代に建てられた教会の地下シェルターを
見せてもらった。体重をかけてハンドルを回すと、
厚さ10センチ以上の扉がきしみながら動いた。
広さは50平方メートルほど。
フィルターを備えた換気ダクトがあり、
ミサイル攻撃などの際に人々が逃げ込めるように
なっている
という。

 信者の女性(71)は、
「私たちは西側、ロシアは『あちら側』。
 ロシアは危険だと島育ちの私たちは
 子どもの頃から十分認識し、
 備えてきたのです」
と話した。

(引用ここまで)




  ASs.jpg

スウェーデン政治経済情報さんのTwitterでは
朝日新聞よりも、もっと詳しく状況が解る。

https://twitter.com/sweden_social/status/782727402367561729
2016年1月16日
 ヴァーストラム外相は、個人的な考え方として
 「よりモダンで男女平等な形で
  徴兵制を再導入すべき」
と語った。
 目的は災害救助や難民支援強化という。
 徴兵制は2010年に廃止された。
 注目すべきは、
 社民党で女性の大臣の発言であること。
 これが北欧。


 なお、DN紙が最近実施した世論調査によると、
 国民の7割が徴兵制の再導入に賛成している。
 軍隊のリクルートは大きな課題になっており、
 政府は専門家委員会を設置して
 軍の要員充足策を検討している。
 

2016年9月1日
 軍の人員確保策を検討する調査委は、
 2010年に廃止した徴兵制を2019年から
 再導入することを提案。
 10万人強の17歳男女に質問票が送られ、
 うち数千人が徴兵され訓練を受ける。
 徴兵制を志向するのが社民党政権
 というのがスウェーデンらしい。
 


2016年9月28日
 政府が検討している徴兵制の再導入について、
 DN紙が九月に世論調査した結果、
 62%の人が賛成。反対は12%のみ。
 軍の体制整備のため、
 最大野党の穏健党も賛成。
 政府の調査委員会は
 水曜日に検討結果を公表する予定。


2016年9月30日
 政府の調査委員会は2018年から
 徴兵制を復活させる提案を提出した。
 政府はこれを採用し野党側と協議に。
 徴兵制は停止されているだけで、
 再開に国会決議は必要ない。
 1999年以降生まれの者が対象。
 繰り返すけどこれが北欧の社民党政権です。
 
 ドイツが仮想敵国とは聞いたことがないですね。
 WW2中ドイツに占領されたデンやノルはともかく。
 仮想敵国は明らかに、2世紀前にフィンランドを奪い、
 冷戦下で度々潜水艦が領海侵犯し、
 最近もバルト海での活動を活発化させているロシアです。



2016年10月2日
 2010年の徴兵制停止の法律で、
 安全保障情勢か募集状況に変化があれば
 政府決定で徴兵制を再開できることに
 なっていますが、
 政府はこれまでの前例に則り、
 与野党合意を目指しています
 (スウェーデンでは
 国防は政争の具にしないのが
 コンセンサス)。



 (委員会提案の内容)
 2017年7月に徴兵制を再開し、
 2018年1月から基礎軍事訓練を開始する。
 軍隊は2010年から男女平等化されており、
 男女とも国防徴兵庁のアセスメントを受け、
 軍役に適し、かつその意欲があると
 判定された者が召喚される。

 同時に任意で兵役に応募する途も併存させる。

 財政状況が許せば、新規入隊を現行想定の
 年4千人から2020年から5千人に、
 2021年から6千人に、
 2022~2025年は8千人に増やす。
 ・従軍期間は平均で4年間とし、
  契約期間は最大12年間とする。
  インセンティブを高めるため、
  除隊後に大学に通える奨学金を
  従軍期間に応じ支給する。


 徴兵制復活の議論とは別に、
 ロシアの軍事的脅威が高まっている
 との議論も盛ん。

 スウェーデン軍は、ロシアに近く戦略上重要な
 バルト海の島ゴットランドに9月14日から
 2005年以来となる常備兵を配置した。
 NATO加盟の議論も盛んになっている。

 一方でロヴェーン首相は
 露の脅威は高まっていないと発言。
 徴兵制再開やNATOへの加盟議論が
 ロシアを刺激しないよう注意を払っている。
 社民党政権の対露外交の慎重さと用意周到さは、
 冷戦下で米寄りの中立を守った実績故の
 安定感がある。

 スウェーデンの政治を見ている立場からすると
 徴兵制の再開は特段のこととは思わないけれど、
 日本で大きく注目されているのは
 「福祉の充実した平和国家」というイメージとの
 ギャップが大きいのだろう。
 現在、スウェーデン政界では
 必要に応じて
 国防を強化することについて、
 左右の対立はほとんどない。


 冷戦下、重装備中立(米寄りの)で乗り越えた
 スウェーデン
が冷戦終結後に軍備を削減したのは、
 ロシアの脅威が下がったことに加えて、
 経済低迷による財政的問題が大きい。
 現在財政運営は(まあ)好調なので、
 ロシアの動きに備えるべく必要な人員を
 揃えるだけのこと。反動でも右傾化でもない。

 そもそも、欧州の社民党は
 左翼勢力だからといって
 必ずしも戦争を排除しない。

 ブレア政権がイラク戦争に加担し、
 シュレーダー政権がコソボ紛争に介入し、
 テロに対峙するフランスが社会党政権で
 あることなど実例はたくさん。
 国防・軍備に関してもプラグマテックに
 対応してこそ平和国家を維持している。


 スウェーデンの徴兵制再開に対する
 反応を見ると
 「スウェーデンは社会保障が充実しているから
  任官希望する若者などいない」
 と解釈している人が多いけど、これは間違い。
 まず、若くても障害年金(社会保険)で
 生活する人の割合は確かに高いが、
 そういう身体に問題のある人はそもそも任官できない。

 次に生活保護の主な受給者は
 スウェーデン社会に溶け込めず職を得られない
 移民層の若者。
 スウェ語に加えて英語ができて当然の軍隊勤務に、
 スウェ語もままならない移民層の若者では厳しい。
 つまり、社会保障給付で生きざるを得ないような
 若者は軍隊に応募しても採用の可能性は
 低いということ。


 紛争地でのPKO活動も多いスウェーデンの軍隊では、
 下士官といえど英語能力や機械操作能力など
 一定以上の知的能力が求められる。
 人間なら誰でもよいというわけではない。

 そのような若者が軍隊に来ない理由は
 社会保障への依存ではなく、民間での就労の方が
 魅力的だから。その解決策としての徴兵制。

 2010年の徴兵制廃止に賛成し、
 現在は再開を支持する国会議員は
 「入隊者の質を上げたい。
  徴兵制を再導入すれば男女とも
  軍役に最も適した者を選択することができる」

 と語る。要は企業でも雇いたいと思うような
 能力のある若者を軍が優先的に確保したい
 ということ。社会保障の充実とは無関係。 

2016年10月
 フィンランド政府は、6日にロシア空軍のSU-27が
 フィンランド湾上空のフィン領空を二度にわたり
 侵犯飛行した
と発表。
 ロシア側は否定するも、
 戦闘機の写真がバッチリ撮られている。
 フィンランドと米国の
 防衛協力協定締結への
 介入なことは明らか。


2017年7月29日
 https://twitter.com/sweden_social/status/891114231122206720
 社民党のフルトクヴィスト国防相が
 中道右派からも信頼を得ている理由は、
 露の脅威が迫る中、
 軍縮志向の強い社民・環境連立政権で
 国防費を着実に確保し
 国防強化に舵を切った実績が
 評価されているからとの見方。

 同大臣への不信任は野党の戦略ミスだと。

 スウェでは国防問題で
 左右の政治的対立になることは少ない。

 国防相が与野党問わず信頼を得ていることは、
 国防政策の重要性を
 多くの国民が理解しているとともに、
 実務型の実力のある政治家を
 評価する政治的土壌があることの
 反映でもあるだろう。


(引用ここまで)




>軍事非同盟を貫いて19世紀から
 他国と戦火を交えずにきたスウェーデン


冒頭から、朝日新聞・渡辺志帆記者の
取材の甘さを感じる。

スウェーデンは、冷戦期を
アメリカ寄りの中立姿勢で軍備の重装備を行い
集合住宅や学校、教会等に避難用のシェルターを
設置して乗り越えた。
日本のサヨクのような
「非武装中立」とか「無防備都市宣言」等ではない。
国民の生命を守るために、
備えよ常に!



国防政策の重要性を
多くの国民が理解している
とともに
国防は政争の具にしないのがコンセンサス。
スウェーデン政界では必要に応じて
国防を強化することについて、
左右の対立はほとんどない。

ロシアを牽制するための軍備増強もあるけど
着々と準備(徴兵制・NATO加盟)を進める為に
ロシアが脅威だから軍備を拡張するのではなく
目的は、災害救助や難民支援強化ですよ~
軍務にフルタイムで就く若者の枠を増やしたい!
と言う、社民党女性大臣のしたたかさ。
 s3629198_2048_1152.jpg

日本とは大違いだ。

国境沿いの離島の住民の生命財産を守るため
自衛隊を配備する計画を
わざわざ大阪などから移住して
住民投票をしろ!と反対運動をする活動家や

離島の住民を集めて洗脳する
中国政府と緊密な元総理大臣や

安全保障法を「戦争法案」などと言い換えて
プロ市民を煽って抗議行動をする野党議員や

北朝鮮のミサイル避難訓練を邪魔して
「訓練を行うことは戦争に人々を動員すること」
等と主張するサヨク団体や

国防を政争の具にして
権力奪取の倒閣を目論む野党連合なんて

スウェーデンにはいないみたいですねぇwwww





★スウェーデンで徴兵制復活も
 =女性も対象

 2016/09/02(金)
 https://europe.nna.jp/news/show/1502189


★究極の男女平等 
 女性の徴兵制開始へ(ノルウェー)
 ⇒男女共同参画

 2013年06月15日
 https://matome.naver.jp/odai/2137127040481330701


★男女平等なら女も最前線へ行って
 戦闘しなさい!というアメリカのお話

 Date:2013.05.13
 http://josei-bigaku.jp/danjobyoudou24988/


備えよ常にのスウェーデン、
一方、我が国のマスゴミときたら

★圧力一本やり
 売られてもいないケンカを
 買って出る愚行

 日刊ゲンダイ 高橋乗宣 2017年8月4日
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210733


★高橋乗宣浜矩子両先生の
 新著が出ないことに恐怖する人々

 https://togetter.com/li/1058196
 takahasiCyhqW7CUQAIq0ns.jpg

今年、まだ浜矩子+高橋乗宣の経済崩壊本が
観測されていないと聞いて身震いがしている。

毎年恒例、高橋乗宣・浜矩子の来年こそは経済崩壊本、
どうやら今年はもう出ないっぽいな。
トランプ大統領という未曽有の政治リスクが
明白に存在する年に限って例の本が出ないとか、
全く不吉でしょうがない。

高橋乗宣・浜矩子の経済崩壊本は
リーマンショックの年だけ、
なぜか出なかったという
神がかった逆神ぶりなんだよな。
2017年版が出ないということは
マジでシャレにならない話やで



この二人が
「日本経済は崩壊する!」
「この国の未来が危うい!」
と予想してくれると…安泰な日本という
凄い逆神のエコノミスト!

戦争をしたがっているのはコチラ↓


★中国とインドがかつてない
 軍事緊張関係に

 中国軍による道路建設で一触即発状態、
 戦争は勃発するか

 2017.8.7(月)
 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/50680




政治ランキング
スポンサーサイト

Comments 3

sakada

>「バルト地域は戦争リスク低いが、不安定。軍再配備でバルト海沿岸の空と海を統制できる」

その先例が、南シナ海に中國が身勝手に敷いた9段線と重なる(EEZの)インドネシアの数年来の対応だ。インドネシアはEEZ島嶼に軍隊1旅団2000人配備している、そして2年前から島嶼に潜水艦基地建設している。

狭い南シナ海の範囲程度なら、潜水艦3艦の2ローテーションで十分だろう。その為に、中國がインドネシアに手が出せないでいる。インドネシアのEEZで違法操業の中國漁船を100船余沈没させた時も、習主席が何も言えないでいた。

中國の9段線の盲点が、親日インドネシアの動静を読み間違えた事だ。天皇陛下がタイ・マレーシア・インドネシアを公式ご訪問で掌握されている。中でもインドネシアは独立の礎と為ったのが、日本軍将兵の武士道精神の働き方に在った。その武士道精神とは、たった1人の主の為には軍人なら命令でいつでも〇ねると言う忠誠心だ。

領海は自分で守らんと、その為に相手より強大な軍隊配備しないと、そしてインドネシアの様に潜水艦隊配備させたら中國軍艦が南沙西沙諸島軍港から出られない(出港命令が下せない)。その教訓がスウェーデンの新たな安保態勢で在り、軍隊が居ない島に成ると真昼間に侵奪されると言う南シナ海の教訓だ。


2017-08-08 (Tue) 22:36 | EDIT | REPLY |   

弓取り

不経済評論家(信じるものは損をする)

毎年毎年、経済的な大波乱を予測して危機を叫んできた「浜矩子+高橋乗宣」両氏。
表紙を並べると、すごいですね。両氏の予測が当たっていたら、今ごろは世界経済は同時破綻して、人類は大恐慌にあえいで断末魔の声を絞っているんでしょうね。当たっていたら。

当たらなくてよかったとホッとさせる予言。ノストラダムスかよ。
高橋先生は、2010の共著以前から、毎年ひたすら危機を訴える著作をものしていらっしゃる。この出版不況を支えていらっしゃるのか。すごいなあ。テレビのトーク番組のひな壇芸人みたい。

予測を出すと外れる学者本。これだけ外すとゲームの逆張りにもならない。
縁起でもないから、本年も、今からでも恒例の経済的大惨事を予測する本を出してほしいですね。ちゃちゃっと書けるでしょ。いつもの「経済危機」。
買わないけど。

2017-08-09 (Wed) 00:08 | EDIT | REPLY |   

山葵

徴兵制

10年以上前の記事で、現在とは状況が異なっている国もありますが、欧州の人々が徴兵制をどのように考えているか、よくわかる記事です。

欧州、徴兵制の残る国の動き - 2004-08-07 - fenestrae
http://d.hatena.ne.jp/fenestrae/20040807

徴兵制の廃止--フランスの場合 - fenestrae
http://d.hatena.ne.jp/fenestrae/touch/20040807

>ある世代の国民全部に平等に科せられる兵役というものが共和制にとって重要な要素であるという考えは欧州大陸では根強い(根強かった)。

>イタリア下院は7月29日に徴兵制の廃止案を圧倒的多数(賛成433、反対17、棄権7)で可決した。反対の17票は共産党、棄権の7は緑グループ。

>フランスで徴兵制の廃止が国民議会で決議されたのは1997年の2月。このとき少数派であった社会党、共産党、諸派左翼は反対票を投じている。

>フランスでは徴兵制廃止に積極的だったのは、極右を除けば、保守右派である。左派は反対の立場をとっていた。反対は左右の軸上を左にいくほど強く(一部の新左翼を除く)、左派の中でも共産党は絶対反対の態度で臨んだ。

>徴兵制の起源、政治的意味づけ、戦後の歴史において欧州、特にフランスと日本があまりにかけ離れてしまっているため、徴兵制をめぐる欧州での左右の政治陣営の態度の理解について日本人に理解しにくい状況がある。

>国民統合・平等意識を植え付ける装置としての兵役制度というのも左派の理念の中にあった。

ちなみに、徴兵制のない国で、貧しい家庭の若者ほど軍に入隊している状況を「経済的徴兵制」と呼ぶ人がいますが、これは本来の「徴兵制」とは正反対の事象です。

経済的徴兵制 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%9A%84%E5%BE%B4%E5%85%B5%E5%88%B6

2017-08-09 (Wed) 19:38 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply