七草粥の忘備録

正月七日、
七日粥・・・いわゆる「七草粥」を作る。

 nengaillust-fuyu197-2.jpg

今でこそ、セリやナズナなどの七草を揃えた「七草粥セット」
店頭に並んでいるのだが、子供の頃、祖母が作っていたのは
春の七草が全て入っていた訳ではない。
昼間に、畦道などで摘んできた若菜を数えながら
「あら、一つ足りないから、小ネギでも足しましょか・・・」なんてね。

  nana_pho01.jpg

祖母は、六日の夜に
大根や蕪を葉も一緒に、人参も、摘んできた若菜も入れて
葉は、熱湯でさっとくぐらせて冷水にとり絞る。
それを神棚の前に置いた木のまな板の上で
左手にすりこ木を持ち、歌いながら細かく刻んでいた。

七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に
 合わせてスットントン、
 ストトントントン スットントン



年末に図書館で借りた
【聞き書 ふるさとの家庭料理
 第20巻 日本の正月料理 】
の、
奈良県宇陀郡御杖村神永のページに
”とどり(一生枡)の上にまな板をのせ、右手に包丁、
 左手に火箸とれんぎ(すりこぎ)と鍋とり(鍋つかみ)
 を持って、
 「七草なずな、唐土の鳥ととんとの鳥が、
  日本の土地へ渡らん先に
  海より先に打ちよて(打ち合って)ぱたぱた、
  かけよて(かけ合って)ぱたぱた」

 と歌いながら七草をきざむ。”

と記載されている。

ウィキには
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E8%8D%89%E3%81%8C%E3%82%86
山梨県南巨摩郡身延町下山では
「唐土の鳥と田舎の鳥と
 日本の橋を 渡らぬ先に
 パサパサパサパサ つん舞った」


長野県飯田市松尾では
「七草なずな 唐土の鳥と 日本の鳥と
 合わせてバッタバタ」


長野県佐久市大沢では
「七草なずな 唐土の鳥が 日本の橋を
 渡らぬ先に スットントン ストトン」


静岡県御殿場市では
「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に
 渡らぬ先に 合わせてバタバタ 合わせてバタバタ」


京都府京都市右京区京北上弓削では
「かんこの鳥は 日本の土地へ 渡らぬ先は
 七草はじかみ 七草はじかみ」


福岡県筑紫野市では
「唐土の鳥と おとらの鳥が 
 渡らぬうちに 七草叩け」


などなど・・・








★七草の歌(七草なずな/七草ばやし)
 http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/warabeuta/nanakusa-song.html
邪気や厄病を追い払う七草の歌

唐土の鳥(とうどのとり)とは、唐土、
つまり中国から飛来する渡り鳥を意味すると
思われるが、詳細は不明だ。

この歌には、
農作物に害虫・疫病が流行しないよう
害鳥を追い払う儀式「鳥追い」の名残が見られる。

新年の一年間が無病息災でいられるよう、
音を立てて害鳥を追い払うように、
邪気や厄病を追い払う意味合いが込められている
のではないだろうか。

(引用ここまで)




昔から
大陸から飛来する渡り鳥がやってくると、
インフルエンザなどの疫病が蔓延する・・・
青菜のビタミンを摂取して、追い払おう!みたいな?
ご先祖様たちは、ちゃんと知っていたのですねぇ。

nanamaxresdefault.jpg

我が家では、神棚で
鏡餅とは別に元旦から七日までお供えしていた
サイコロ状のお餅を軽く焙って
お粥さんの中に入れて柔らかく煮ます。

出来上がった七草粥は、神棚にお供えしてから
皆で、お相伴します。
実家にいた時は、庭の奥の
お稲荷さんや地の神さんの祠にもお供えしたなぁ。

今年は、
友人から高菜漬けをたくさん頂いたので
お粥と一緒に食べた。
おっと、「八草粥」になってしまったwwwww




神棚といえば、昨年は、
mikikuti20121203_c2376c.jpg

いつも御神酒徳利の口に挿す正月飾りの神酒口
購入するお店が廃業してしまって、
ネットで注文しようか迷っていたら
店主さんからお電話を頂き、他のお店を紹介して貰った。
そちらの店も、今年いっぱいで廃業なさるそうだ・・・
店の奥から在庫の神酒口1セットを探し出して下さり
ようやく手に入れることができた。
残っていた経木製の宝剣型の神酒口も譲っていただいた。
  mikikuti3276b429.jpg

江戸時代中期には、神酒口売りがやってきて
  mikiguthi1RVUSNI0.jpg

お正月には神棚の御神酒に指して
香りを拡散させて年神様をお招きするアンテナとして
飾ったそうなのだが・・・
奉書で折った神酒口も良いけれど
  mimachi1_20170108011416a13.jpg

職人さんの素晴らしい手仕事が感じられる
吉野杉や桧など経木や竹で作られた繊細な神酒口も
現在では人々の記憶から江戸文化が忘れられてしまい
市販でも中国製が多いとの事・・・寂しいねぇ・・・
こんなに美しい文化なのに。

★みきのくちの歴史
 http://www3.tokai.or.jp/mikinokuchi/mikinokuchi1b.htm


★私見〜神酒口〜
 http://dr-gan.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_69a2.html






政治 ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

あや

  • Author:あや
  • 韓流に嵌った母と義母の為に
    韓国情報を調べていたら・・・
    韓流ブームに仕掛けられた
    怪しい罠に気付いてしまった。
    韓流の闇と、利権や陰謀
    仕掛け人を徹底研究!
ランキング
ランキングに参加しています!
最近のコメント
最近の記事
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
ブログ内検索