韓流研究室

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秋篠宮文仁親王殿下の誕生日会見

★文仁親王殿下お誕生日に際し(平成28年)
 宮内庁HPより
 
http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/6
   kousitu75e3767.jpg

 文仁親王同妃両殿下の記者会見
 会見年月日:平成28年11月22日
 会見場所:秋篠宮邸

(引用開始)

記者
 今後両陛下にどのようにお過ごしになって
 いただきたいか。


殿下
 今,それこそ有識者の議論が続いておりますので
 そのこととは全く切り離して
 ということでお話ししたいわけですが,
 私はやはり以前もそれに少し関連したことを
 話したかもしれませんが,
 人間ある一定以上の年齢になった,つまり高齢に
 なった場合には,若くて実際にフルに活動ができて
 いたときにはできないことも多々あるわけですので,
 できるだけある年齢以上になったら,
 今までやってみたいと思っていたこと,そういうことを
 できるだけする時間が取れたらいいなと思っております。

 例えば,
 若い頃からずっと続けてこられたハゼの研究であったり,
 音楽であったり,その他,これは私が「こういうこと」と
 決めてしまうものではありませんが,そういうものを
 できるだけ時間を取って過ごしていただけたらいいな,
 と思っております。そして,やはり何と言っても,
 お身体(からだ)を大切にして過ごしていただきたいな
 と思います。

(中略)

記者
 皇位継承者として悠仁さまのお立場が
 注目されている中で,これから学び経験して
 ほしいこと,それから陛下から示された
 お考えについてお聞かせ願います。


殿下
 学び経験してほしいこと,
 若干自分自身のこととも重なるのですが,
 私は割と若い頃,比較的日本の各地いろいろな所に
 行って,そこの土地土地の文化に触れるという機会
 ありました。そのことは今,意外と私自身のふだんの
 生活というか,ふだん人と接したり,外国に行ったり,
 海外からお客様が来てお話ししたりするときに,
 意外と役に立っているんですね。
 それでいろいろな場所を見ることによって,それぞれの
 地域の文化の非常に近い点,それから異なっている点など,
 これを理解できるようになって,もちろんちゃんと理解して
 いるかというと怪しいのですけれども,
 ある程度は分かることができて,それは私自身にとって
 非常に良かったなと思っております。そのようなことから,
 できれば長男にも,もちろん海外も大事ですが,
 日本の国内のいろいろなその文化に触れる機会を持って
 もらえたらいいなと思いますし,
またそれも含めて,
 幅広い事柄に関心を寄せてくれたらと思っております。


記者
 悠仁さまの教育について陛下から示されたお考えがあれば。


殿下
 それほど多くはありませんけれども,これは私と家内で
 共通しておりますけれども,
 (陛下から)言われたこととして,きちんとした社会生活を
 送れるような子になってほしいと,
 それがまず第一だということを言われたことがあります。

(中略)

関連質問
 殿下にお伺いいたします。
 天皇陛下の象徴についてのお務めに関する
 お言葉なのですが,
 非常に簡略化して申し上げますけれども,
 象徴天皇というのは国民のために活動を続ける,
 それこそが象徴のお姿であると,そのように私は
 受け止めておりますけれども,
 一方でそれは天皇の本来の姿ではないと,
 天皇というのは存在するだけでいいんだという意見の方も
 いらっしゃいます。
 
 これに関して殿下のお考えはいかがでございましょうか。

殿下
 いろいろな意見があると私は思います。
 現在の天皇陛下が活動していく,活動は
 いろいろなことがあります。
 例えば大きい災害があったときにそこにお見舞いに
 行かれることもそうでしょうし,その他もろもろのことが
 あります。私はやはり,
 いろいろな意見はありますけれども,今現在陛下が,
 先ほどお話ししましたように,
 象徴というのはどういうふうにあるべきかということを
 ずっと模索し,考えてこられたその結果
であるだろうと
 考えています。
 なかなかそれ以上のことは言うことは難しいですけれども
 やはり天皇になられてからのその日々の中で
 ずっと考えてこられて,今のような考えになられたと
 私は思いますし,私もそのお考えは,
 なかなかいい言葉で言えないですけども,
 私もそのお考えに
 非常に同じような気持ちを持っております。

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(民間webサイトですと、すぐに検索できなくなってしまうので
 宮内庁HPにリンクを貼りました。全文はリンク先で)





”退位”じゃなくて「譲位」だっての!

記者からの質問が
”天皇陛下のお言葉”に関する事が主になってしまい、
やはり、色々と配慮を要しただろうと推察し
いつもの、両殿下ののびのびとした雰囲気とは違い
慎重に、言葉を一つ一つ選ばなければならない
お立場の難しさを感じました。

その中でも、陛下の長年のお気持ちに対して
「私自身としては,長い間考えてこられたことを
 きちんとした形で示すことができた,
 これは大変良かったことだと思いますし,
 話されるにしても様々な制限がある中で,
 最大限にご自身の考えを伝えられたのではないか
 と考えております。」


お子様としてのお立場で、
「今までやってみたいと思っていたこと,
 そういうことを
 できるだけする時間が取れたらいいな
 と思っております。 」
と、
正直な心境をお話になっていらっしゃる。

有識者会議と、その後の結果にかかわらず
摂政をお立てになって
陛下には、ご公務のご負担を減らして頂き
ゆったりとしたお時間を過ごして頂きたいと思いますが・・・。










★天皇陛下の公務
 大幅に減らすことは困難 宮内庁

 NHK 11月30日 14時48分
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161130/k10010789861000.html
(引用開始)
天皇陛下の活動について、政府は、
憲法で定められた「国事行為」と、
象徴としての立場に基づく「公的行為」、
「その他の行為」の大きく3つに分けられるとしています。

このうち「国事行為」には、
内閣総理大臣の任命や、法律や条約の公布などがあり、
「公的行為」には被災地のお見舞いや外国公式訪問、
それに全国規模の式典や行事への出席などが
挙げられています。

そして、これらの活動を除く宮中祭しなどは、
「国事行為」と「公的行為」のいずれにもあたらない
「その他の行為」に分類されています。

天皇陛下は即位以来、現代にふさわしい皇室の
在り方を求めて、新たな社会の要請に応え続けられ
公務の量は昭和天皇の時代と比べ大幅に増えています。

特に多くなっているのが「公的行為」にあたる活動で、
冷戦の終結やソビエトの崩壊などで国連の加盟国が
大幅に増え、外国の賓客の接遇などが増加しています。

また、閣議決定に基づく外国への親善訪問や、
戦後50年の平成7年以降、節目の年などに行われてきた
国内外への慰霊の旅、それに東日本大震災などに伴う
被災地へのお見舞いも増えています。

宮内庁によりますと、天皇陛下が82歳を迎えられた去年と
昭和天皇が82歳となった昭和58年の活動を比較すると、
「公的行為」の件数は1.5倍余りに増えています。

宮内庁は、
天皇陛下の退位などを検討する政府の有識者会議の
議論には関与しない立場をとる中で、
「天皇陛下の公務は客観的な状況によって
 必然的に増えている」と説明し、
天皇陛下の公務を大幅に減らすことは難しく、
背景を国民に理解してもらいたいとしています。
(引用ここまで)



う~~~ん・・・
私としては、摂政をお立てになって
内閣や海外の大使の認証式などのご公務や、
外国の賓客の接遇などは
陛下のご名代として、摂政が代わりをお勤めになっては?
ご高齢の陛下のご体調を理解していただく。

王室など、例えば王様がご訪問になった時
摂政の東宮殿下では失礼になってしまう場合は
陛下のご体調を考慮して検討して頂く。

海外への親善訪問は、
文仁親王殿下と妃殿下に、陛下のご名代を担当して頂く。
(今より更に激務になってしまいますけれど)
・・・という公務の分担ではダメでしょうかねぇ。








(引用開始)
実は、秋篠宮さまの会見でも
こうした有識者会議での意見を
念頭においた発言があった。

公務の削減を主張して
「天皇は存在するだけでいい」などとしている
「退位」に否定的な一部の専門家の考え方について、
記者から問われた秋篠宮さまは、
陛下は即位後、象徴天皇のあり方を模索する中で
「今のような考え方になられたと思う」と話され、
被災地見舞いなどの活動も天皇の「務め」として
大切にする陛下の考えに賛同された。

(引用ここまで)



文仁親王殿下の会見全文を読めば
日テレのタイトルが、
明らかに作為的なミスリードであることが解る。
殿下はきちんと
「有識者の議論が続いておりますので,
 そのこととは全く切り離して,
 ということでお話ししたいわけですが」
と、断わりを入れている。

有識者会議に口出しをするなどと言う事はしていない。
きちんと言葉を選んでいますね。

陛下の「象徴天皇の務め」に対するお考えに
「私もそのお考えに
 非常に同じような気持ちを持っております。」

賛同とか、制約があって言えないから
お言葉を選んでいらっしゃるのに・・・

ドラマ「天皇の料理番」のセリフの中で、
GHQに対して
「天皇陛下は、日本人にとって
 味噌汁みたいなもんなんだよ!」
と啖呵を切る場面がありましたけれど、
私は、天皇陛下は、失礼な言い方かもしれませんが
お米だと思うのです。
世の中には
パンとかパスタとか蕎麦とか饂飩とか、
小麦粉で加工した食品が色々有るけれど

やっぱり、お米!
清らかな水で研いで炊いた、つやつやのご飯。
お目出度い時はお赤飯でお祝いして
お祭りにはちらし寿司や太巻の飾り寿司等々、
麹となって様々な物を産み出し
日本酒になって皆で酔い、病気の時はお粥を食べ
弔事の時は茶飯で頂く・・・
喜びも悲しみも苦しみも辛さも、皆で一緒に味わう
お米なのではないかと・・・。

どんなに外来の様々な食品が入って来ようとも
海外に行って日本に帰ってきた時にも
やっぱり、日本人にはお米!

天皇陛下は、無くてはならない「お米」なのだと思う。
日本の伝統文化であり、歴史であり、
日本人の主食・・・国民統合の象徴なのだ。
(糖質ダイエットでご飯を食べないなんてなんてクソ喰らえ!)



今、図書館で借りてきた
【古事記と岩石崇拝】を読書中。
縄文より続く古代信仰と伝承と宮廷祭祀等々、
かなり面白い。




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Comments 2

メロン

摂政で十分

いつも拝読させていただいてます。
初めてのコメントです。
天皇陛下の譲位に関しては私も摂政で十分だと思っていて、その当然な意見があまりメジャーでない事に不満を抱いてました。
公務の分担のしかたもブログ主様のおっしゃる通り。
(もちろん祭祀をどなたかにキッチリとしていただかなくては困りますが)
そのご意見にとてもスッキリしました。
それにやはり、米です。米ですよね。
小麦粉ではいけません。

2016-12-01 (Thu) 11:41 | EDIT | REPLY |   

弓取り

No title

有識者に「議論」されている、ということ自体がひっかかってしょうがありません。
今上天皇のお身の上はとても心配ですが、さらに大きな問題が背後にあります。当面の結論は暫定的なものにして、大きなテーマにしていくべきだと思います。

2016-12-01 (Thu) 21:49 | EDIT | REPLY |   

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