韓流研究室

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シャーロット王女、「でんでん太鼓」でごきげんの笑顔

★シャーロット王女、
 「でんでん太鼓」でごきげんの笑顔
(画像集)

 ハフポスト日本版編集部 2016年09月30日
 
http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/29/princess-charlotte-pellet-drum_n_12254322.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
カナダを訪問中のイギリスのウィリアム王子と
キャサリン妃一家が9月29日、カナダの
ブリティッシュコロンビア州知事官邸で開かれた
ガーデンパーティーに招かれた。

ジョージ王子とシャーロット王女も一緒で、
パーティーに参加した子供たちと遊んだ。
BBCなどが報じた。

シャーロット王女は初めての公式外遊。
キャサリン妃に民芸玩具でんでん太鼓を手渡された
シャーロット王女は、笑顔で振っていた。

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(続きはリンク先で)


★Prince George and Princess Charlotte
 in Canada play day

 
http://www.bbc.com/news/uk-37513719





ブリティッシュコロンビア州知事官邸で
開かれた ガーデンパーティー。
地元のお子さんも招かれて
風船やシャボン玉、ポニーや犬やうさぎなど動物も
用意されたパーティーだったのですが・・・

何故、そこに「でんでん太鼓」!

でんでん太鼓は、日本の民芸玩具で
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昔から縁起物として出産祝いに贈られてきました。

http://www.rose-baby.com/blog/babygift/japan/
”「でんでん」という音には悪いものを追い払う
 魔除けとしての意味もあったそうです。
 それから、出産祝いに良く贈られる理由としては、
 でんでん太鼓には裏表がないので、
 すくすくと裏表のない素直な子に育ちますように
 という願いも込められていました。”



★お宮参りお道具
 扇子(末広)、犬張子、でんでん太鼓など

 https://www.omiyamairi-jinja.com/mame/011.html




でんでん太鼓の起源は、
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奈良時代に中国大陸からきた舞楽とともに伝わった
振鼓(ふりつづみ)という膜鳴楽器なのだそうです。
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平安の昔から、宮廷の舞人が手に持ち舞っていたとか。
http://www.asano.jp/data_list.php?g=8&d=140

中国では、周の時代(B.C.12世紀頃~B.C.3世紀)に
既にあった鼗(とう)という古い楽器なのだそうです。


★鼗 (タオ/とう)
 http://saisaibatake.ame-zaiku.com/musical_instrument/gakki_jiten_taogu.html
     taogu_i.gif
通称では、プーランク(搏浪鼓/波浪鼓)
呼ばれているようだけど、
沖縄にはパーランクーという太鼓がある。
パーランクーは振り鼓ではないけれども、
手に持って叩く太鼓だ。
この名称には何かしら因果関係があるに違いない。
さらにヨーロッパには、
やはり手で持てる大きさのバウロンとかボーランという
名の太鼓がある。
搏浪/波浪は、このバウロンが
中国で漢字に変換されたのだろうか。


(引用ここまで)


★バウロン (bodhrán)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%B3
「バウロン」という名前は、
ゲール語の「bodhár(鈍い響き、耳の遠い人)」
に由来したものである

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★ケルト音楽の楽器「バウロン」
 https://celtnofue.com/column/ippo/ippo_detail---id-27.html
アイルランドでは古くから演奏に使われていたそうですが、
それ自体の用途は、割と最近まで、
ただの生活用品だったんだそうです。
たとえば食べ物を乗せて出したり、パンを焼いたりする、
いわゆる台所用品だったとか。(材質は何だったのでしょう)

ただし、年に数回行われていたお祭りかなんかの時には、
それを打楽器として使っていたんだそうです。

(引用ここまで)




日本では
古くは宮中での追儺(ついな)や田楽などでも用いられ、
現在では舞楽《一曲(いつきよく)》でのみ
左方の舞人が舞具として使用しています。


★厳島神社の舞楽
 http://www.miyajima.or.jp/culture/culture_bugaku.html
舞楽とは、上古、
インド、中国、朝鮮半島を経て
日本に伝えられた音楽(雅楽)と舞いのことですが、
発祥の地インドはもとよりベトナム、中国、朝鮮半島にも
現在は残っていません。


12世紀後期平清盛が大阪四天王寺から
楽所を宮島に移して盛んに奉奏されました。
蘭陵王[らんりょうおう]・納曽利[なそり]・万歳楽[まんざいらく]・
延喜楽[えんぎらく]など二十数曲が
現在も嚴島神社に伝承されています。

(中略)
一曲[いっきょく]
左方の舞人一人、右方の舞人一人が
「鳥向楽[ちょうこうらく]」の伴奏で同時に舞います。
左方の舞人は鶏婁鼓[けいろうこ]を首から吊り、
右手に桴を持ち、左手に振鼓[ふりつづみ]を持って
高くかかげ、拍子に合わせて打ち鳴らします。

右方の舞人は壱鼓[いっこ]を首から懸紐で吊り、
右手に持った桴で曲の各拍子ごとに打ちます。

(引用ここまで)
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四天王寺舞楽では、
路楽(みちがく)・行道(ぎようどう)の際にも
左方の楽頭が振鼓を持つのだそうです。


★儀式用振り太鼓
 http://www.hanuman-art.com/newpage345.htm
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 クメール バイヨン様式 12世紀末~13世紀初
 材質 青銅 高:71cm(展示台含 高:76cm)

シヴァの持物でもある古代インドの両面太鼓。
(中略)
大乗仏教を信奉したジャヤバルマン7世
(在位 1181~1218年頃)の時代、
儀礼の際に用いられた


南アジアやインドにも
「ダマル(Damaru)」という砂時計形の両面太鼓があり
これも振り太鼓の一種。
宗教的楽器で、
若い男女の頭蓋骨をセットにし羊の皮を張った。
http://blog.livedoor.jp/take5_55jp/archives/16660241.html

チベットにも、
宗教楽器としてダマルが使われます。
やはり、ヒトの二つの頭蓋骨を胴にした振鼓で
これを振って、呪文を唱えて占いをする呪術に使う。
現在は、胴体部分は木製だそうです。


★ダマル Damaru
 http://saisaibatake.ame-zaiku.com/gakki/gakki_jiten_damaru2.html
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  頭蓋骨で作ったチベットのダマル

(中略)

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  シヴァ神のダマル(ドゥンドゥビ)

このシヴァ神が左手(?)に持っている太鼓は
でんでん太鼓のダマル。
(中略)

インドでは、シヴァ神が持っている太鼓を
ドゥンドゥビ(dundubhi) とも言うようだ。
この ドゥンドゥビ が、
日本の つづみ(鼓) の語源だという。


(引用ここまで)


★中国雑貨 でんでん太鼓[台付」
 http://www.china-watching.com/ura/04-26.htm
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シャーロット王女が持っていたのは、
このような「でんでん太鼓」だったのかも・・・
でも、何故に太鼓の絵柄部分を
テープを貼って隠したのかなぁ????



アフリカの革の「でんでん太鼓」
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 http://www.geocities.co.jp/NeverLand/9386/seiretugazou/sekaitiri/gz-afurika1.htm




振鼓が起源のでんでん太鼓は、振り太鼓とも呼ばれます。
元々は「振り太鼓」という名称だったものが
デンデンとなる音から、
庶民の間の名称になったのでしょうか?
京坂地方では豆太鼓または
ぶりぶり太鼓ともよばれていたそうです。

地方によって、名称だけでなく
材質やデザインが違うのもおもしろい!


★太鼓 特集
 http://www.asahi-net.or.jp/~vc3k-nrm/gang/gang_taiko.html



福岡県朝倉市甘木の安長寺で売られている
「バタバタ」という豆太鼓

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★バタバタ市と天然痘
 http://www.ogata-shunsaku.com/antyoji.html


★尾張の郷土玩具
 犬山 でんでん太鼓

 http://kyoudogangu.xii.jp/aichiowari.htm
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最下部に取りつけてある竹笛を吹くと
風車が回転して 風車の心棒に取りつけられた
紙人形も回転する
紙人形の肩に取り付けられた糸の先の豆が
横の太鼓を叩くからくり玩具
このからくりは一体誰が考えたのか驚嘆に値する
先人の知恵に脱帽してしまう 実に楽しい夢のある玩具です
(引用ここまで)

紙人形の衣装や太鼓に描かれた模様から
神社の奉納される舞楽をヒントに創られた玩具かな?



 
★でんでん太鼓に笙の笛
  「江戸の子守唄」お土産の謎に迫る

 http://worldfolksong.com/songbook/japan/minyo/edo-lullaby-nazo.htm



★三番叟
 横浜きものあそび
 http://yokohama-kimono-asobi.com/monyoo/monyoo080.html
(引用開始)
江戸時代は地方を回る旅芸人が
三番叟を踊っていましたし、宿賃を払う代わりに
三番叟を教えたこともあったようで、
それぞれの地方で
身近に三番叟の舞が見られたようです。

本来、三番叟は日本の伝統芸能であり、
能の『翁(おきな)』(『寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)』)で
『千載(せんざい)の舞』、『翁の舞』に続いて
狂言方が三番目に行う舞です。
『三番叟』の舞は前半の「揉(もみ)之段」、
後半「鈴之段」の二段からできています。
激しいお囃子と共に、体を大きく反らしたり、
飛び跳ねながら袖を振り回すなど、
豪快かつ躍動感にあふれ、また、滑稽な動作もあり
独特な舞といえるでしょう。


(中略)
三番叟売り

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 「さんばそう さんばそう なんきん あやつり」 
 と売り声をかけます。



格調高い『寿式三番叟』から『雛鶴三番叟』、
『舌出し三番叟』などなど多くの種類の三番叟が生まれました。
そのひとつ『操り三番叟』がもととなって、
おもちゃができました。

寛文から延宝(1661~81年)のころ、
京都の人形遣い山本角太夫が、三番叟南京操りを
人形振りで演じ、それが江戸でも評判になりました。

やがて、それにあやかって
「糸繰り人形三番叟」のおもちゃが作られ、
子どもたちを相手に江戸中を売り歩く商売までありました。
でんでん太鼓や、独楽、ヨーヨーなど、
様々なおもちゃも、売り声を工夫して売り歩いていました。


こういった商売が成り立っていたということは、
子どもに対する大人の愛情の深さと共に、
当時の生活の落ち着きぶりも解るというもの。

 
(全文はリンク先で)


 「さんばそう さんばそう 
  なんきん あやつり」 


中国の【貨郎図】
宋の時代以降に庶民の姿を題材に描かれた絵。
婦人や子供用の小間物や玩具をかついで
売り歩く行商人を描いています。

こちらは北宋(960年 - 1127年)の画家の作品
でんでん太鼓を手にした子供が描かれています。

江戸時代に流行した「南京操り」とは
https://kotobank.jp/word/%E5%8D%97%E4%BA%AC%E6%93%8D%E3%82%8A-108769
糸操りの初期の称。
江戸初期に始まり,寛文・延宝年間(1661~1681)に隆盛。

中国の〈懸糸傀儡〉が渡来したものという意味とも,
小さいかわいいものを南京というところからの呼称ともいう。

1617年(元和3)の《徳永種久紀行》に
江戸中橋の景として
〈上るりを,木にて作りしでこのぼう,いとであやつるおもしろや〉
と記し,また93年(元禄6)の《好色伝授》中の
上方の歌舞伎舞台上で演じられた資料などがある。


 
南京玉すだれは
「唐人阿蘭陀南京無双玉すだれ」と称されており、
「唐人にも阿蘭陀にも二つとない小さな玉すだれ」
という意味らしいけれど
江戸時代の三番叟売りは、中国の貨郎にソックリ。
日本にも渡来していたのかな?

恐るべし、中国商人!


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