乗客対応中に 「もう嫌だ」 と高架下に飛び降りた車掌さんの事件に感じる社会病理

★乗客対応中の車掌 「もう嫌だ」
 高架下に飛び降り重傷

 NHK 9月21日 20時56分
 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160921/k10010702381000.html
21日午前、東大阪市の近鉄の駅で
電車が運転を見合せたためホームで乗客の
対応にあたっていた車掌が、
突然制服を脱ぎ捨てて線路に降りたあと、
高架下に飛び降りて大けがをしました。
直前に「もう嫌だ」などと叫んでいたということで、
近鉄が詳しい状況を調べています。

21日午前11時ごろ、
東大阪市の近鉄奈良線の東花園駅のホームで
乗客に対応していた26歳の男性車掌が
制服の上着や帽子を脱ぎ捨てて線路に降り、
さらに、およそ7メートルある高架下に飛び降りました。

近鉄によりますと、車掌は病院に搬送されましたが
腰や胸の骨を折る重傷だということです。
目撃者の話などによりますと、
車掌は別の駅で起きた人身事故の影響で
電車が運転を見合わせたため、
ホームで運転再開の見通しなどを
乗客に説明していた
ところ、
突然「もう嫌だ」などと叫んで線路に降りていった
ということです。
近鉄が詳しい状況を調べています。
近鉄は
「車掌が不適切な行動を起こしたことは
 大変遺憾です。本人から詳細な状況を確認したい」

とコメントしています。

(引用ここまで)


★電車遅延で乗客に対応中
 車掌が突然駅から飛び降り

 http://news.livedoor.com/article/detail/12046548/
(引用開始)
車掌は病院に運ばれたが、
搬送当時は意識はあったという。
近鉄によると、
対応していた乗客の性別や人数などは不明。

 人身事故は、21日午前10時35分ごろ、
大阪府東大阪市小阪の近鉄奈良線河内小阪駅で発生。
通過中の近鉄奈良発神戸三宮行き快速急行電車
(6両編成)に女性がはねられ、
搬送先の病院で死亡が確認された。
乗客約900人にけがはなかった。
近鉄によると、
この影響で奈良線大阪難波-東花園駅間が
一時運転を見合わせた。

 大阪府警布施署によると、
死亡したのは70代の女性とみられ、
ホームから線路上に飛び込んだとの目撃情報があるという。

(引用ここまで)





普段、隣町に行くにも、隣の隣の町に行くのにも
自家用車に乗る田舎者の私にとっては
今朝、久々に電車に乗り、新幹線に乗りかえて
時間通りに東京に付き、それから乗り換えて
目的地の美術館に予定通りにたどり着けて
待ち合わせていた友人に会えるという事は
実に有り難いと、日本の公共交通機関に感謝する!

人身事故でも、天候不良でも、
どうにもままならない事はよくあること。


今回の事件、
会社側にしたら「職場放棄」に見えるかもしれない。
しかし、昨夜の状況を見て呟いている人達の
Twitterを見ていると
この車掌さんは「俺だって人間だ!」と叫んで
「もう嫌だ」と飛び降りてしまったという。

大勢の人間にとり囲まれ、
彼が悪いのでもない事故の説明をしながら
罵声が飛び交う中で
我慢の限界を超えることが起きていたと想像できる。
事実は確認できないが、蹴られたりもしていたらしい。
彼が制服を脱ぎ捨てている最中に
彼を擁護する事も、制止することも無く
「ネクタイがまだ残っているよ」とか「笑えるぅ」などと
彼を馬鹿にした書き込みをするTwitterもあったらしい・・・





会社側は、彼の処分を検討する前に
クレーマーに取り囲まれトラブルに巻き込まれた時に
SOSを送って、他の職員を駆け付けさせるシステムが
必要なのではないかと思う。
また、DJポリスのような、
危機対応と乗客を制御・誘導するテクニックの
講習を行ってはどうだろうか?
とにかく、職員を孤立させない。
テロ対応も想定して、
全鉄道会社が一職員の問題に終わらせずに
早急に対応策を考えるべきだと思う。

Twitterに登場した
「#クレーマーな乗客どもに対抗する為に
 鉄道会社が取るべき方法」
というハッシュタグ




建設的な意見








鉄道会社の対応策だけでなく
今朝の報道も
「この職員は、過去にノイローゼなどの病歴もなく
 車内で不満を漏らしている様子もなかった」と
車掌さんの追い詰められた状況を
本人による「職場放棄」と印象付ける報道だった。
勿論、ネット情報を事実として裏付けるには時間が掛かる。
ただ、そうした書き込みも有ったという事は併記すべきでは?

我々も、無法クレーマーの暴走にきっぱりと
対抗する事も大切だと思う。
自分も被害に遭うと怖いと、こうした暴挙を
見て見ぬふりをしてしまった。
この車掌さんが、
飛び降りるまで追いつめられる光景を
見て見ぬふりをせず
大きな声でたしなめる、他の職員に通報する。
そういう場面に遭遇したら・・・と
常に自分の身に置き換えて考えられる人間でいたい。

人としてどうあるべきかを。





確かに、集団化した暴徒は恐怖だ。
係り合いたくないと怯えてしまう・・・
でも、今からできる方法としては
自分自身が
「お客様は神さま」などと接しているであろう
サービス業の方々の真摯な対応には
「ご苦労様」「ありがとうございます」と感謝する。
だって、私達は神様ではない。

子供の頃、家に郵便や出前の人が来ると
祖母は必ず
「こんな雨の中、ご苦労さんでしたね。」とか
必ずお礼の言葉を言って頭を下げ
「道が濡れてるから、滑らんように
 気を付けて行きなせぇ。」
と声を掛けていた。
母も必ず
「ご苦労様です。」と声を掛けお礼を言った。
だから私も、必ずお礼を言う。
娘達も教えたわけではないけれど、同じようにする。

今日、デパートで買い物すると
紙袋が雨に濡れないようにと
ビニールカバーで覆ってくれる。
そうした気遣いを本当に有難いと感激する。
だから、心から「ありがとう」とお礼を言う。

電車の遅延に苦情を言えるという事は
日々、どれだけ時間通りに運行されているかという事。
その、当たり前と思っている事の裏で
どれだけ多くの人々が懸命に働いているのか。
その力の結晶が「当たり前」の光景になっている。






今回の事件で思ったのは
冷静に対応していた車掌に対して
詰め寄った人々が(どんなに急いでいたとしても)
どうにもならない事故で、電車が遅れただけで
他者を喧嘩腰で追い詰めるほどに苦情を言うのか、
心に余裕がない「お客様」達
車掌が逆切れしたとして嘲り笑える「心理」の方に
この問題の本質を感じる。

この事件を報道するワイドショーが
逆ギレで「何でこんな事をしちゃったのか」とか
「車掌の我慢が足りない」とかのコメント。
ミヤネ屋では、少し笑いながら取り上げていたとか・・・
車掌さんのご両親が観ていたら傷付いているだろうと
想像して、心が痛む・・・。

腰や胸の骨を折る重傷ということは
長期入院と退院後のリハビリも大変だろう。
近鉄は、処分の検討だけではなく
この社員の心のケアや、日常抱えてしまうストレス対策
一社員の行動だけに囚われず
クレーマーの「お客様」への対応策を真剣に検討して欲しい。








電車が遅れた時、
傍にシンディ・ローパー(本物)がいなかったら・・・
こんな動画を見て時間を潰せ!


■子持ちパパ向け


■彼女ができない独身男性妄想向け


■ポケモンGOをDLしていない人向け
 

■英語を勉強中の人向け


■どうしても文句を言いたい人向け


■「我慢が足りない」と批判するコメンテーター向け

 

それでも、どうしてもムカついて
他者を罵倒したくてたまらない人は
この動画を聞き流しながら・・・寝ていなさい!




ほんわかした歌声に合わせて、
かわいいキャラクターたちが
悲惨な死に方をしていくアニメ。
オーストラリア・メルボルンの鉄道会社による
人身事故防止キャンペーン





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本当に何て事件(事故?)なんだろうと暗い気持ちになりました。早いご回復をお祈り致します。
私もクレーム対応訓練と対策を真剣に高度なレベルで会社がするべきと思いました。
電話窓口だと今はどこも録音しますけど。
また、人身事故はしょっちゅうあると聞きます。病んでいますね。
以前から酔っ払い客などによる駅員さんや車掌さんへの暴力が多い事も聞きます。その加害者もストレスが溜まった状態かもしれません。

人の批判と悪口と犯人探し(豊洲とか)ばかりのテレビが腹立たしいです。影響されないことです。

自分ももの凄く腹が立ちました 未来のある若者を苛めた客たちや真実を伝えないおかしな報道をしたマスゴミ、駅長を守らない鉄道側 駅長が、 何れだけの思いをしてこういう事態になったか 真実をしり反省してほしい →客なら 何をしても許される 何れだけ偉いんだよ客は ただの客だから

モンスターだらけの社会

最近は、飲食業や駅、病院、役所などの現場の店員や駅、病院などの職員の方々が気の毒だなと思います。

立場上、利用者を怒る事が出来ない事が分かっている為、相手もそれを利用して、身勝手極まりない要求(クレーム)を突き付けてくる為、心身耗弱の状態と思います。

理不尽なクレームを付けるクレーマーや、酔っ払いなどの制止が効かない客など、駅員の方も相当の努力をしているのですが、それでも時々「やり過ぎじゃないのか」と思うような悪質極まりない客も現れるわけです。

以前にも、報道でやっていましたが、コンビニで、飲料水を汲んでほしいと要求する客(?)がいましたが、店員がサービスの範囲外の要求(コンビニの飲料水は、商品の購入が普通ではないのか?)だったので、断ったところ、怒鳴った挙句、仲間を連れてきて、店員をまくし立て、罵声を浴びせる悪質なクレーマーが現れた事もありました。

しかも、それを動画をネットに投稿して楽しむような正真正銘の人間の屑たちでした。

まあ、それが仇となって、それを見たネットユーザーが警察に通報し、悪質なクレーマー(恐喝)は逮捕されましたが。

駅員に詰め寄った集団も、人身事故自体、運送会社の責任では無い(飛び込み自殺ならば、運送会社も事故被害者です)にもかかわらず、事故の遅延がどうしようもないことくらい分かっているのに、駅員に理不尽な要求と恐喝を繰り返す腐った集団だと思います。

「お客様は神様です」という言葉がありますが、元々は、昭和を代表する演歌歌手の三波春夫の言葉で、「自分の演歌を聞きに来てくれる「お客様」を大切にしましょう」という意味です。

しかし、お客は、金を払っただけで、サービス外の要求までできるわけではありません。

事故対応は、運送会社側の責任でもない限り、基本的には「サービス外」です。代行運送などは、基本的には自分で探すべきだろうと思います。

勘違いしてはいけないのは、お客様自体が「神」になったわけではありません。

「神」のように、駅員に何でも命令できるわけではないという事に注意しなければなりません。

「お客様を大切にすれば、また駅を利用してくれる」という意味であり、クレーマーのようなお客ではなく、恐喝の犯罪者まで大切にする必要は無いわけです。

運送会社のクレーム対応問題(クレーム対応の駅員を一人にしていたなど)などもありますが、モンスターだらけの社会はつらいものだと思います。

戦後社会でこうした「モンスター」が増えた事は、懸念しなければならない事だと思います。
プロフィール

あや

  • Author:あや
  • 韓流に嵌った母と義母の為に
    韓国情報を調べていたら・・・
    韓流ブームに仕掛けられた
    怪しい罠に気付いてしまった。
    韓流の闇と、利権や陰謀
    仕掛け人を徹底研究!
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