韓流研究室

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【震災報道】SOSパイプ椅子の熊本国府高等学校とボランティア問題

昨日、
マスコミが一斉報道した熊本国府高等学校の
学生がパイプ椅子でSOSを送り、
民間から物資が届いて絶賛した件


★“SOS”の避難所に物資届くも…
 周辺では依然、不足

 テレビ朝日 2016/04/18
 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000072869.html
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熊本市内の高校では、避難者などが
パイプ椅子でSOSのメッセージを校庭に作り、
救援物資を求めています。
 (社会部・土井由知記者報告)

熊本市の市街地にある
国府高校のグラウンドです。

パイプ椅子が並べられていますが、
このパイプ椅子を上空から見ると、
あるメッセージになります。
「カミ、パン、水、SOS、コクフ」避難してきた人が
足りない物を求めて作りました。

16日未明に起きた地震の後に母親と一緒に
避難してきたサッカー部3年の野田拓海さんが
発案したものです。
ほとんど食べる物や飲む物がないなかで、
他の避難者たちと一緒に椅子を並べたということです。


 メッセージを作った野田拓海さん:
物資とかが全然、来てなくて
 食料が全くない状態だった。

 上空にヘリが飛んでいたので、
 自衛隊とかかなと思って知らせるようにした」

 
避難所にはようやく支援物資が届き始め、
食べ物などは足りてきています。
しかし、市内全域を見ると物資は足りていません。
コンビニ店は時間を区切ってオープンする店も
少しずつ出てきましたが、食べ物の棚には
ほとんど商品が並んでいませんでした。
朝から並んでいる人は
「本当はもっと買いたい。
 これだけ物が少ないと価格に影響しないか心配」
と不安そうに話していました。
物が足りない大きな原因は
市内に向かう道の激しい渋滞です。
道路などのインフラなど、一刻も早い復旧を
市民は待ち望んでいます。

(引用ここまで)


★パイプ椅子で「SOS」の文字 
 熊本国府高校グラウンド

 朝日新聞 東郷隆
 2016年4月17日
 http://www.asahi.com/articles/ASJ4K4H4BJ4KTQIP035.html
16日未明の地震後
近所の住民ら約400人が避難してきたが、
救援物資がほとんど届かず、
16日夜から菓子と飲料しか口にしていない
という人も。
「やれることは何でもしよう」と卒業生らが作った

(引用ここまで)

●熊本国府高等学校
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%BA%9C%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
熊本県熊本市中央区国府二丁目にある
私立高等学校
運営法人 学校法人泉心学園

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熊本県庁まで、歩いて1km程度


では何故、
支援物資が全く届いていなかったのか?

長女が私立中学校に通っていた頃、
私はPTAの広報委員をしていまして
PTAが発行する新聞の編集を担当していました。
学校の耐震工事が遅れていて保護者から
不安の声が多く届いていたので
近隣の市町村の耐震工事進捗度
市内の学校耐震工事進捗度と我が校の工事予定を
調べてから、学校長と教育委員会に取材をしました。
その時、
「学校危機管理マニュアル・防災編」という本を
購入しまして
(本は学校に寄贈したのでタイトルは曖昧なんだが)
学校が避難所になった場合の基本知識を
勉強してから、市役所に取材交渉をしたのですが・・・

学校が避難所指定になっている場合の注意は
運動場のみが避難所指定されているか
体育館・校舎・運動場など、学校施設を含めて
避難指定所になっているかの違いが有るという事。

学校施設を避難所として開設する場合は
被災者が押し寄せてきている現状であっても
一時待機して貰って
管理責任者(学校長)が、施設の安全確認をする。
学校側は、地域の緊急連絡員(自治会)と連絡を取り合い、
避難場所の安全確認が取れるまで避難住民等を
校庭で待機させる。

震災の被害を受けていないか?
(校庭の地割れや建物の被災状況など確認)
避難所として受け入れ可能か?


を、確認してから被災者を受け入れて
学校危機管理委員会は自治体に連絡する。
公的防災機関・防災市民組織との連絡調整
(秩序維持、衛生保持、施設保全等)
報告や連携するシステムがあるのです。
その後、自治体に
地震後の校舎、関連施設建造物の
応急危険度判定の要請する。


●熊本市
 指定緊急避難場所(一時避難場所)
 中央区管内

 http://www.city.kumamoto.jp/loc/pub/default.aspx?c_id=16
 出水校区
 熊本国府高校
 国府2丁目15-1 366-1276  「運動場 」




国府高校は
指定緊急避難場所(一時避難場所)として
運動場のみが指定されていました。
地域の被災者が多く避難してきたら
学校側は状況把握して、地域防災者と連携して
自治体に避難所運営報告し支援要請して、
支援物資が受け取れるように届け出る。


しかし、教職員が被災している場合が多く
学校側が平時に防災委員会を設置していても
緊急招集が掛けられない場合もある。

先程NHKは、支援物資の遅延の原因を
「行政の人員不足」で、政府が直接避難所に
物資を届けるようにしたと報道。

パニック状況下で混乱しているのだろうけれど
マニュアル通りには上手くいかないね・・・






ボランティアは、あくまでも
自力で宿泊地を用意できて
自分の食糧は持参可能という人が望ましい。
遠方から車で駆けつけようとする人が大勢だと
渋滞を巻き起こし、緊急物資輸送が困難になる。



市長や市役所は、ボランティア募集に関して
具体的な指示や情報を流したほうが良いかも・・・
「うまかなよかなスタジアム」は人員が足りて
他の地域に振り分けているという。
他県から車で駆けつけて、駐車場不足になっても困るし
支援物資を運ぶトラックや県外からの支援緊急車両が
渋滞に嵌って動けないのでは本末転倒

近隣の避難所から、体力が残っている人達が
仕分けのボランティアに参加して
避難所の状況を克明に報告できるといいね。






という訳で、今夜7時から
町内会の防災委員会が緊急会合を開催
過去に防災委員会の会長・副会長経験者にも
招集が掛けられたので出席する。
熊本県の御船町で起きている混乱も報告しよう


★異常事態:御船町支援
 http://togetter.com/li/963483




各避難所で、
支援物資の仕分けや食料配布などを
中学生や高校生、大学生など若者が頑張っている
様子をみると心強いですね。
小学生も頑張ってお手伝いしているみたい。
今、奮闘している子供達が、
熊本復興のとなる!

大人は、彼らを見習わないとね・・・



2日前の震災報道で、
避難所にいた女性を密着取材していた。
いくら待っても食料が届かない事に怒って
「ずっと待っているのに
 水も食料も届かないんですよ。
 まったく頭にきちゃうわよ!
 市役所は一体、何やってんのよ!」


ご立腹の女性は、その後自宅に帰って
地震で倒れた食器棚など家財道具をかき分け
台所にある”食べられる食料”
カップヌードルやお菓子や缶詰などをバケツ一杯集め
お友達と、集めた食料を持ち寄って
駐車場で分け合って食べるのだと言っていた・・・

食料、有るんだ・・・

うちの町内会は、
公民館に毛布や自家発電機
炊き出し用の無洗米・飲料水・簡易食料・調味料
東西南北の備蓄倉庫にも自家用発電機やスコップ
無洗米等々を備蓄している。
地震の場合は、
全壊・半壊して自宅に住めず避難してきた人達や
独居老人世帯の人数を想定して+αの備蓄量・・・
町民全員の非常食は備蓄していない。

前震の後、
大きな本震がきて、その後も余震が相次ぎ
倒壊の恐れがある住宅の人や、
不安から避難所に来る多くの人達を想定していなかった。
事が起きてから想定外だったというと
町民から避難轟轟、怒られそうだ・・・
避難場所も備蓄も、圧倒的に足りないなぁ。

備蓄品は
毎年、防災訓練で使用して
新しい非常食を購入して交換しているのだが、
町内会費からの補正予算って
今から確保できるのかなぁ・・・

町内会に加入していない人達が避難してきても
「これは町内会加入者用の非常食です!」
なんて言えないしなぁ・・・




★「食料備蓄の重要性」改めて強調 
 現地派遣の職員、
 静岡県民に注意喚起

 産経新聞 2016.4.19 07:08
 http://www.sankei.com/region/news/160419/rgn1604190048-n1.html
熊本地震の発生を受け、
15日から17日まで熊本県に派遣されていた
県危機管理部の大石哲也・危機専門監と
村井浩主査
が18日、帰還し、
被災地の状況や大地震に備えた
日常的な準備の必要性を訴えた。

 2人は現地で
16日未明の本震に遭遇した経験から、
各家庭で7日分の食料を備蓄しておくこと
の重要性を指摘した。

熊本地震では本震前の被害が局地的だった
ことから、当初は支援物資は熊本県周辺のみから
調達されていた。
しかし、本震後には被害が広範囲に広がり、
またたく間に水と食料、トイレが足りなくなったという。
大石専門監は
「みんなが
 自宅に7日分の食料を用意して、
 耐震性のある家屋で過ごせれば、
 避難所の混乱はかなり少なくなる」

と実体験をもとに語った。

 また、村井主査は
「早朝の地震の後に屋外に出ている人が
 たくさんいたが、
 耐震化している家屋で家具が固定されていれば、
 屋内の方が安心。
 家屋の耐震化と家具の固定だけは
 しっかりしてほしい」と訴えた。

 もっとも熊本地震では、
震度6強~7の揺れに耐えられるとされる
「新耐震基準」で設計された建物にも
被害が出ており、
大石専門監は
「新耐震基準とはいえ、震度6以上の揺れに
 何度も耐えられるようには設計されていない。
 大きな余震で建物の土台が
 ずれてしまったようだ」

耐震化の効果を過信することの危険
指摘していた。

(引用ここまで)




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Comments 2

F.Y

No title

コロッケさんが警告ツイートしていたボランティアの中に、
御船町に目を付けた悪名ボランティア団体も含まれているのかしらね・・・

その団体、クラウドファンディングで932万円もの"支援金"を
ゲットしていますね。
(このプロジェクトでの募金は目標達成ということで終了しています)
御船町観光協会事務所を本部にしているそうです。

2016-04-19 (Tue) 17:14 | EDIT | REPLY |   

阪神大震災経験者

避難初期の食事って命を繋ぐ食事であるにもかかわらず、「漬物がないから…」「おにぎりに塩味がない」「野菜が不足してるから食べたい」「味噌汁がないからひもじい」と言ったインタビューを見てビックリした。
戦後の物のない時代を経験してそうな年配が言ってるから尚一層呆れた。
皆が皆そうじゃないと思うけど。不安でどうしていいか分からないのも分かる。
TVのインタビューの仕方がそう言う方向性で放送仕向けてるのかな?

2016-04-20 (Wed) 02:51 | EDIT | REPLY |   

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