韓流研究室

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元共産党外交部長・松竹伸幸が語る「日本共産党安保政策史」

★元外交部長が明かす 
 矛盾に満ちた共産党の
 安保政策に共感できる理由

 IRONNA 松竹伸幸
 
http://ironna.jp/article/2628?p=1
松竹伸幸(ジャーナリスト、編集者)

 日本共産党(以下、共産党)の安全保障政策は
矛盾に満ちている。それを説明しても、
ふつうの人にとっては理解を超えているだろうし、
右派に属する人から見ればお笑いの対象に
なるかもしれない。
しかし、その矛盾のなかで苦闘してきた私には、
共感できるところがあるのだ。
その点を書いてみたい。


一、「中立・自衛」政策のもとでの矛盾と葛藤

 社会党の「非武装・中立」政策は一貫していた

 マスコミのなかには不勉強な人がいて、
護憲派というのは昔もいまも「非武装・中立」政策を
とっていると考える人がいる。
しかし、
少なくとも90年代半ばまでの共産党は違った。
共産党はみずからの安全保障政策を
「中立・自衛」政策と呼んでいたのである。
この二つはまったく異なる。

というより、社会党が掲げていた「非武装・中立」への
徹底的な批判のなかで生まれたのが、
「中立・自衛」政策だったのだ。

(略)
社会党の政策は、ある意味、何の矛盾もなかった。
憲法9条が戦力を認めていないわけだから、
その9条を守って自衛隊をなくすというものだ。
政策的にも「非武装・中立」が日本の平和にとって
大切だという考えである。
攻められたらどうするのだということへの回答は、
「近隣の国々との間に友好的な関係を確立して、
 その中で国の安全を図る」ということであった。
それでも日本に侵入されるような場合は、
「デモ、ハンストから、種々のボイコット、
 非協力、ゼネスト」などで抵抗するという。
その程度では侵入した軍隊に勝てないという
批判に対する答は、
「降伏した方がよい場合だってある」ということであった

(石橋政嗣『非武装中立論』社会新報新書、1980年)。
憲法への態度と安全保障への態度は
一貫していたわけである。
すごく単純だったともいえるわけだが。


 これに対して、共産党は、
憲法を守ることも大事だが、国民の命を守ることも
大事だと考えた。そして、その両者は簡単には
合致することではないので、政策的にもいろいろな
矛盾を抱え込むことになったのである。

(中略)
憲法9条の改正も展望して

 「国民の命を守る」ということに加え、
共産党が安全保障政策を立案する上で基礎となる
もう一つの考え方があった。
それは「立憲主義を守る」ということだ。
憲法に合致した手段で戦うということである。
そして、
この二つの考え方の両方を貫こうとするため、
「可能なあらゆる手段」ということの内容に、
いろいろな制約が課されてきたのだ。


 まず、侵略された場合、
実力組織なしに対抗できないというのが共産党の
考え方なわけだから、
戦力の保持を否定した憲法九条のままでは
ダメだということになる

いまではそんなことを覚えている共産党員は
皆無だろうが、当時、共産党にとって、
憲法9条というのは平和主義に反するものだ
という認識
であった。


「将来日本が名実ともに独立、中立の
 主権国家となったときに、
 第九条は、日本の独立と中立を守る
 自衛権の行使にあらかじめ大きな制約を
 くわえたものであり、
 憲法の恒久平和の原則をつらぬくうえでの
 制約にもなりうる」

(「民主主義を発展させる日本共産党の立場」、75年)

 9条では恒久平和を貫けないというわけだ。
その結果、当然のこととして、
憲法9条を改定することが展望されていた。


「(日本が)軍事的な意味でも、
 一定の自衛措置をとることを余儀なくされる
 ような状況も生まれうる」(したがって)
「必要な自衛措置をとる問題についても、
 国民の総意にもとづいて、
 新しい内外情勢に即した憲法上のあつかい
 を決めることになるであろう」

(「日本共産党の安全保障政策」、68年)

 こうして、名称は決められていなかったが、
戦力としての自衛戦力をつくるとされていた。
徴兵制ではなく志願制とすることなども
打ち出されたことがあった
(『共産党政権下の安全保障』、79年)。


当面の方針は「憲法改悪阻止」

 こうして9条を改正するというなら、
それはそれで矛盾はないことになる。
社会党の「非武装・中立」とは反対の意味で、
すっきり単純なことだった。

しかし共産党は、九条の改正は将来のことだ
と位置づけ、当面は変えないという態度をとる。


(中略)
 一つは、
自民党が9条を変えようとしていて、
改憲問題が焦点となっていたわけだが、
自民党の改憲の目的は、現在では誰の目にも
明らかなように、集団的自衛権の行使にあった
からである。
つまり、
九条の改憲が政治の舞台で問題になる場合、
当時の焦点はそこに存在していたのであって、
当面は「憲法改悪阻止」という立場が重要だ
という判断が存在したのだ。

 二つ目。
当時、共産党が連合政府の相手として想定
していたのは、いうまでもなく社会党であった。
その社会党は9条を変えるつもりはなかった。
そういう事情もあったので、
当面めざす連合政府は、憲法の全体を尊重する
政府になるという判断をしたのである。
社会党との連合政府のもとでは憲法改正には
手をつけず、自衛隊は縮小し、
やがては廃止することになるということであった。



律儀に解釈した結果、矛盾が広がる

 この結果、
自衛隊についていうと、次のようになる。
当面の社会党との連合政府では、
自衛隊は縮小し、最終的には廃止される。
そして将来の政府においては、
憲法を改正することによって、新しい自衛戦力
をつくるということだ。


 侵略された場合、
「可能なあらゆる手段」で反撃するというが、
その手段はどうなるのか。
自衛隊の縮小過程においては、
「可能なあらゆる手段」の中心は自衛隊だが、
廃止してしまった後は、それこそ警察力しか
なくなるということだ。


そして、憲法を改正することによって、
新しい自衛戦力が「可能なあらゆる手段」に
加わってくるということである。

 これは大きな矛盾を抱えていた。
これらの過程を「国民の総意」で進めるという
わけだが、その国民の総意が、
自衛隊の縮小から廃止へ、
そしてその後に再び自衛戦力の結成へ
というように、相矛盾する方向に
動くものなのかということだ。

(中略)

二、憲法9条を将来にわたって
 堅持する時代の矛盾


憲法9条に対する態度の大きな転換

 「中立・自衛」政策は、
1994年になって大転換する。

「中立・自衛」というのは、以上見てきたように、
憲法改正を含意した概念だったわけだが、
この年、憲法9条を将来にわたって堅持する
方針を打ち出したのだ。

「憲法9条は、みずからのいっさいの
 軍備を禁止することで、
 戦争の放棄という理想を、極限にまで
 おしすすめたという点で、
 平和理念の具体化として、国際的にも
 先駆的な意義をもっている」
(第20回大会決議、94年)

 かつて「恒久平和をつらぬくうえでの制約」
としていた九条の評価を大転換させたのだ。
そのもとでは、
「侵略されたらどうする」という問題への回答も
変わらざるを得ない。
かつての社会党と同様、「警察力」で対処する
のが基本だということになっていく。


「急迫不正の主権侵害にたいしては、
 警察力や自主的自警組織など
 憲法九条と矛盾しない
 自衛措置をとることが基本
である」
(同前)


転換を生んだ時代背景
(略)
なぜ共産党員に戸惑いがなかったのだろうか。
これまで説明してきたように、
「中立・自衛」政策というのは
あくまで将来のことと位置づけられていた。

当面の焦点は「憲法改悪阻止」であったので、
共産党員は「九条を守れ」という立場で活動していた。
何十年にもわたって日常的には九条の意義を
語っていたわけである。
将来の「中立・自衛」政策のことなど議論する
場もなかった。
その結果、共産党が憲法改正を展望している
ことなど自覚されず、
そのことを知らない党員が多数を占めていった
のであろうと思う。

(続きはリンク先で)


元全学連委員長の
●松竹伸幸
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E7%AB%B9%E4%BC%B8%E5%B9%B8


●日共・松竹が自己批判
 (革マル派「解放」1867号)

 2005 年7月22日
 http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/612.html
〝自衛隊は違憲と明記しなかったのは誤り〟?
 不破=志位の官僚的のりきり策


転向スターリン主義党の不破=志位指導部が、
断末魔の叫びをあげはじめた!
「憲法と自衛隊との共存」論の犯罪性を暴き
弾劾するわが革命的左翼のイデオロギー的砲火
のまえに、代々木中央はノックダウンし、
ついに白旗を掲げたのである。

日本共産党が発行する『議会と自治体』第八四号(五月号)
に掲載された、党政策委員会・松竹伸幸の〝自己批判文〟
(「前号『九条改悪反対を全国的規模でたたかうために』
 に関連して」写真参照)こそ、屈服の紋章にほかならない。

(中略)
不破式「共存・活用」論の反動性を間髪おかず
徹底的に暴露したわが同盟のイデオロギー闘争
によって、日共党内に不破=志位指導部にたいする
疑問・反発が広範にうみだされている。
「本当にこんなことを言っているのか?!」
「『共存』なんて言う奴は変質者だ!」……
党内の大動揺にアワを食った不破が、
彼ら下部党員を懐柔しダマクラカスために、トカゲの
シッポ切りよろしく松竹に〝自己批判〟を強要し、
〝党としては自衛隊は違憲であり解消すべき
 という立場なのヨ〟という
「党の基本的な見地」なるものをおしだしてみせた、
というわけだ。
これぞわが革命的批判の物質力に震えあがった
代々木中央の悲鳴よ!


(これ以上読むとビョーキになりそうなので終了)



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はあ・・・
読んでいて、増々頭が痛くなってきた。

「憲法9条を守る」ためには
”近隣の国々との間に友好的な関係を確立して、
 その中で国の安全を図る”

という「非武装・中立」策のために
やってもいない事まで、積極的に土下座して
近隣の国々との間に友好的な関係を確立・・・
だから、韓国のインチキ映画「鬼郷」まで
認めてしまうという最も愚かな行動をする。
9条を守るために・・・



「慰安婦を焼き殺した」などと言う
金儲け目的の監督が捏造した描写の
無茶苦茶な映画
にさえも土下座する。

こうした、浅はかな行為に中韓に
「ほら見ろ、証拠は無いが
 『良識的日本人』が謝罪したのだから
 本当にやったのに違いない!
 世界中にもっともっと拡散してやろう。
 謝れ!!もっと土下座しろ!
 賠償しろ!もっと金出せ!」


そして、増々
近隣の国々との間に憎悪が生産されていく・・・





日本が侵略されたら、
「デモ、ハンストから、種々のボイコット、
 非協力、ゼネスト」などで抵抗する」

などという社会党と連合政府を作るために
「憲法9条の改正も展望していた」共産党
矛盾だらけの安保政策に転換していく・・・

民主党も、
自衛隊の「駆け付け警護」を容認して
実質「安保法改正」の立場
だったのに
http://www.sankei.com/premium/news/150331/prm1503310003-n1.html
反対のプラカードを持ってアピールする愚行

http://matome.naver.jp/odai/2143694032268377901

後になって
廃案重視の党方針に「不本意だった」
http://www.sankei.com/politics/news/150929/plt1509290019-n1.html
と愚痴っても・・・遅かった。
その細野政調会長を引き摺り下ろして
強引に後釜に据えた山尾志桜里起用も
「国民連合政府」参加の選挙対策・・・



二度と戦争をしないための
ツールであるはずの憲法9条
が、
「憲法9条」を守ることが主目的となってしまい
そのためなら、嘘も付く、土下座する、何でもやる
・・・と本末転倒しているように
「憲法9条では恒久平和は築けない」と解っていながら
連合政権を画策する為に政策変更・・・

本来の目的は、
「日本国民をどのように守るのか」
だろうに、「9条守れ」が目的になってしまう。

「国民」よりも「9条」の方が大切なのか?

共産党の歴史を見ると、
「憲法9条では恒久平和は貫けない」ので
連合政府を樹立したら、一旦
違憲状態の自衛隊は縮小、廃止して
国民総意の元で、憲法を改正して
「新たな自衛戦力」を設立しようとしたけれど
社会党を手懐けなきゃならんから
当面は「憲法改悪阻止」という事にした。
しかし・・・
一旦縮小or廃止にした自衛隊を
再び別の自衛戦力設立に国民の理解を
得られるか心配だから、
安保破棄後に「自衛隊を活用」という方針
変えたってことか???

そんな、面倒くさい事をしている間に
国際状況は刻々と変化してしまうのだが・・・

自衛隊を縮小・廃棄って
独立国家の自衛権の空白期間を
どうするつもりだったのだろう????

>急迫不正の主権侵害にたいしては、
 警察力や自主的自警組織など
 憲法九条と矛盾しない
 自衛措置をとることが基本


徴兵制は反対だけれど、
自主的自警団員募集!って・・・
急迫不正の主権侵害という緊急時に
間に合うと思っていたのかなぁ????

侵略されたら・・・
「デモ、ハンストから、種々のボイコット、
 非協力、ゼネスト」などで抵抗する

という組合旗を握りしめる連中よりも
ほんの少しだけマシって事なの????

あららら・・・




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2016-04-01 (Fri) 22:43 | EDIT | REPLY |   

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