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SEALDsの「対話と交渉」のみで北朝鮮の暴走は止められるのか

★「対話と交渉」のみで
 北朝鮮のミサイル発射は止められるのか

 Newsweekjapan 2016年02月12日(金)
 
http://www.newsweekjapan.jp/hosoya/2016/02/post-3.php
hosoya160212-thumb-720xauto.jpg
昨年夏に安保法制批判のデモを行った
学生団体SEALDsは
「対話と協調に基づく平和的な外交・安全保障政策」
を訴えているが、現実にはそれがいかに困難かを
北朝鮮の核・ミサイル問題――
特に中国が自制を求めたにもかかわらず
止められなかったこと――が示している
(SEALDsがデモで使用していたプラカード)



新年早々の1月7日に、アメリカのシンクタンクの
ジャーマン・マーシャル・ファンド(GMF)上席研究員の
ダニエル・トワイニングは、
「アンハッピー・ニュー・イヤー」と題する
興味深いコラムを寄せていた(注1)。
トワイニングはアジアの安全保障問題に精通した
優れた専門家で、日本の安全保障政策についても
冷静で公平な視点から鋭い洞察を示すコラムを、
これまで書いている。

 トワイニングはこのコラムの中で、
2016年に想定される10の地政学的リスクを列挙して、
新しい1年もまた多くの不確実性に満ちていることへの
警鐘を鳴らした。そのうちの第9のリスクとして、
「北朝鮮とより多くの問題」が生じる懸念を指摘している。
彼の不安が的中する事態が、
ちょうどその1カ月ほど後に明らかとなった。

 2月7日、北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイルの
打ち上げを強行した。国際社会が、地域の緊張を
高めるようなそのような軍事行動を抑制するよう
強く要請して、北朝鮮と緊密な関係にある
中国政府高官も事前に打ち上げに反対するために
訪朝して警告をしたにもかかわらず、
国際社会と全面的に対決する決意で北朝鮮政府は
発射実験を実行したのである。
実際に北朝鮮は、これまでの5つの国連決議を
無視するかたちで、自らの軍事能力強化を優先する
決断をした。
それは周辺国に、さらなる脅威を与える結果となった。
(中略)

どのようなときに「対話と協調」が失敗するのか

 さて、日本は
このような安全保障上の脅威に対して、
どのように国民の安全を確保すべきであろうか。
他国を信頼するだけで、本当に国民の安全を
確保することができるのだろうか。
また相手国を信頼して裏切られたときに、
政府はそれを「想定外」でやむを得なかったと
弁明してよいのだろうか。


 昨年夏に、安保法制を厳しく批判して街頭での
行動を行ったSEALDsは、
ホームページの「オピニオン」として、
私たちは、対話と協調に基づく平和的な
 外交・安全保障政策を求めます
と論じている。
また、
「東アジアの軍縮・民主化の流れをリードしていく」と論じ、
「対話と協調に基づく平和的かつ現実的な
 外交・安全保障政策を求めます」とも述べている。
いずれも、それ自体は適切な主張であると思う。

だが、日本やアメリカなどの民主主義諸国が
過去10年ほどの間に財政的理由などからも
大幅に防衛費を削減せざるを得なかったのに対して、
民主主義国家ではない中国や北朝鮮は、
自国の経済成長率を大きく超えた軍拡を続けて、
実質的に「軍縮・民主化の流れ」を否定してきた。
また、
今回の北朝鮮の「ミサイル発射」を自制させるために、
中国政府が繰り返し自制を強く要請した
その「平和的かつ現実的な外交・安全保障政策」もまた、
うまく機能することはなかった。
SEALDsのなかで、国際社会におけるあらゆる緊張や
脅威が「対話と協調」で解決可能と考えている人がいる
とすれば、それらがなぜうまくいかないことがあるのかを
ていねいに説明する必要があると思う。


 軍事力や日米同盟に依拠するような安全保障政策を
批判するならば、彼らはミサイル迎撃システムPAC3によって
日本国土の安全を守り、また米軍からのミサイル追跡情報の
提供を受けることに反対の立場なのだろうか。
具体的にどのようにして、
「対話と協調に基づく平和的かつ現実的な
 外交・安全保障政策」によって、
北朝鮮のミサイル発射実験や、核実験を阻止することが
可能であったのだろうか。
中国政府が執拗にそれを自制するように要請しながらも、
北朝鮮政府が従わなかったことを、
どのように受けとめているのか。不明である。

われわれが国際政治の歴史から謙虚に学ぶことが
できるのは、軍事的手段のみに依拠するのが
好ましくないということと同様に、
外交的手段のみに依拠することが十分ではない
ということである。
外交的手段と軍事的手段の2つを巧みに組み合わせて
はじめて、「対話と交渉」もまた十分な効果を発揮するのだ。

つまりは、SEALDsの安全保障論の大きな問題は、
「対話と協調に基づく平和的かつ現実的な
 外交・安全保障政策」を求めたことそれ自体なのではない。
そうではなく、それのみに依拠して軍事力や日米同盟が
国民の安全に寄与しているという現実を拒絶し、
対話のみであらゆる摩擦や脅威を解消できるかのように
錯覚していることである


外交の歴史とは、その成功の歴史であると同時に、
幾多の挫折と失敗の歴史でもある。
どのようなときに交渉が合意に到達して、
どのようなときに交渉が行き詰まり決裂するのか。
本当に平和を願うのであれば、
SEALDsの参加者もまたそのような外交の歴史を
真摯に学ぶ重要性を感じて頂きたい。

外交交渉を行うにしても、毅然たる態度を有して、
背後に十分な軍事力を持ち、また国際社会としての
連帯を控えることで、その交渉もよりいっそう
大きな効果をもたらすことがあるのだ。

安全保障政策をめぐる自国中心的な「天動説」

 思い起こして欲しい。
自民党のなかでもハト派と言われていた宮澤喜一首相
のときに、北朝鮮はNPT(核兵器不拡散条約)からの
脱退を表明した。
また、憲法9条に対して最も強く護憲の立場を示してきた
社会党の村山富市首相のときに、
台湾海峡危機が起きて、中国政府が台湾海峡に
ミサイルを発射して戦争の危機が高まった。

憲法9条が平和を維持するとすれば、
なぜそのような危機が訪れたのか。


憲法9条は、東アジアにおけるあらゆる危機と緊張を
解決可能な「魔法」なのだろうか。
そして、それらの危機や緊張を回避するために、
関係諸国政府が努力したその外交に、
どのような問題や欠点があったと考えているのだろうか。

自らの善意、自らの憲法、
自らの政策こそが正義であり、
また独立変数で、それらによってこそ
世界平和を確保できる
と考えることは、
安全保障政策をめぐる自国中心的な
「天動説」である。
他国には他国の国内政治的な論理があり、
政策があり、歴史がある。

他国が安全保障政策を展開する際に、
日本の憲法9条の平和主義の理念や、
安保法制を見て、それだけを理由にして
重たい政治的決断を行うと考えることは、
あまりにも非現実的である。

 他国の国内政治のロジックを
適切に理解することこそが、
国際的な平和や安定を維持するための
最低限に必要な条件であるはずだ。
それらを無視して、
自らの正義のみしか考慮に入れないとすれば、
それはあまりにも独りよがりで、
独善的な姿勢と非難されるであろう。


 戦前の日本もまた、自らの正義のみに執着して、
国際情勢の流れを見誤り、他国の国内政治の動向に
あまりにも無関心であった。
ここ最近の日本の安全保障政策をめぐる議論における
最大の懸念は、他国の国内政治の事情に対する
冷静で緻密な分析をすることなく、
自らの正義のみを振りかざすその内向きな姿勢である。
そのような独善的な正義こそが、
戦前の日本国民の安全を破壊したのではなかったか。
再びそのような独善的な正義が日本国民の安全を
損なうような事態が起こらぬように、
国際情勢を深く理解するための知的な努力が
よりいっそう求められるのではないだろうか。
そこにこそ、国際政治を学ぶ意義があり、
またそれが平和のために貢献する意味があると考える。

(全文はリンク先で)



★SEALDs福岡の大学生
 「もし中国や韓国が攻めてくるなら、
  僕が九州の玄関口で、とことん話して、
  酒を飲んで、遊んで、食い止めます。
  それが本当の抑止力でしょう?

 やはり大学生に必要なのは勉強です。
 http://togetter.com/li/867259









学生団体のSEALDsは、
全共闘世代の元学生だった親や教師や牧師、
そして大学教授が創りだしたシンボルに過ぎない。

国際社会におけるあらゆる緊張や脅威が
「対話と協調」だけでは解決できなかった歴史を
教わることなく、現実もみせずに
「理想の世界」の美しさだけを教え込まれてきた。
それはまるで・・・
ディズニーランドの【イッツ・ア・スモールワールド

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 世界中 どこだって
 笑いあり 涙あり
 みんな それぞれ 助け合う
 小さな世界

 世界はせまい 世界は同じ
 世界はまるい ただひとつ

 世界中 だれだって
 ほほえめば なかよしさ
 みんな 輪になり 手をつなごう
 小さな世界

 世界はせまい 世界は同じ
 世界はまるい ただひとつ

でもね、現実は
世界は広く、世界は皆が同じじゃない。
宗教観も価値観も違う。
世界中だれだって
笑って平和に仲良く暮らせたらと願うけど
アチラと手を繋げば、ソチラが怒り・・・と
輪になることは難しい。
コチラが微笑んでも微笑み返してはくれない。
助けても、裏切られる事も多い。

人間は、この【不条理の世界】で生きている。
政治体制も価値観も大きく違う国と
どのように対峙していくか、
どうしたら国民の安全を守れるのか・・・
憲法9条の魔法だけでは
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困難な現実がある・・・

ご高齢のサヨクの大人達が、
学生時代の過去の、果たせなかった夢の実現に
自分達は前面に出ないで
学生団体SEALDsや若い子連れのママの会や
果ては、中高生、小学生まで
活動のシンボルに利用する。

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  http://hosyusokuhou.jp/archives/46844934.html

奥田君のように、親のコネがある学生は
将来を約束されているだろうけれど
そうした”後ろ盾”のない若者は
現実社会に戻るか、
果てない夢を追いかけたまま年を重ね、
カンパ生活のしがない活動家で人生を終えるか。

菅直人と一緒に市民活動をしていた同志が
彼が総理に就任した時、ホームレスの境遇で
インタビューに応じていた姿を見たが、
学園紛争を扇動し
”アジ演説が巧く、聴衆を集めるが、
 検挙を覚悟の上でゲバ棒で逆らってくるような
 デモ隊の3列目には決して加わらない”

巧妙な(狡賢い)、この「4列目の男」が、 
高齢の市川房枝氏を強引に担ぎ上げて名を売り
どんどんと階段を登って行くのに対し
お仲間の、一般の同士はホームレス・・・
それが現実。 

所詮学生団体SEALDsは、
親のお金で私立の大学に籍を置き
親の仕送りで、ファッションに気を配りながらの
(本人たちは一生懸命なのだろうが・・・)
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お気楽な、お坊ちゃん&お嬢ちゃん達の
現実味の無いピーターパン的な
サークル活動にしか見えない。
彼らと同世代で、社会で懸命に働く若者の方が
ずっとずっと頼もしく、しっかりしている。

でも、SEALDsだけを批判しちゃいけない。
SEALDsを産み出した、
若かりし日の学生気分が抜けない
オジサン&オバサン達が彼らを先頭に立たせる。
かつての自分の姿を投影しながら目を細めて
彼らのお粗末なラップに身を委ねながら
若返った気分で陶酔し、歓声とカンパを贈るのだろう。

「私たちは、対話と協調に基づく
 平和的な外交・安全保障政策を求めます」

と、SEALDsに言わせながら

現実社会では・・・
ご本人達こそ、平和的な対話が出来ないから
困ってしまう。




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2016-02-17 (Wed) 13:38 | EDIT | REPLY |   

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2016-02-17 (Wed) 16:01 | EDIT | REPLY |   

弓取り

もうすぐ敗戦、数十年後の青春

引用のとこ
(彼らの間違いは)
>「対話と協調に基づく平和的かつ現実的な外交・安全保障政策」を求めたことそれ自体なのではない。
>対話のみであらゆる摩擦や脅威を解消できるかのように錯覚していることである。

錯覚というより、積極的に日本の足止め、足枷になろうとしていますね。
というのも、彼らは自分たちが強硬に連呼する「平和」を中共シナや北朝鮮には求めない。世界の制止を無視してミサイルぶちかましても、話し合いに行きません。

>人間は、この【不条理の世界】で生きている。
>政治体制も価値観も大きく違う国とどのように対峙していくか、どうしたら国民の安全を守れるのか・・・
>憲法9条の魔法だけではIMGP6591.jpg 困難な現実がある・・・

個人個人が自己実現も容易ではないのに、その集合体でなら容易に実現できるという理屈はないですね。
それが現実。どこの国でも、政治は現実のネガティブに陥りがちな構造を踏まえないといけないと思います。

自分が自身にできないことを、国家など「自分以外の存在」に(特にモノを言いやすい日本国に)、求めるのは甘えなんだね。ピーターパンですね。
シールズみたいな若者なんかは、自分以外に甘えている存在です。まず、自分の頭のハエを追うべきで、もっと現実を知って自己矛盾を解きほぐすとこから自分をリセットしてほしいものです。
少なくとも、積極的に底の浅い「反日売国」の走狗にならないでほしいものです。
性根の曲がったばかな大人に利用されて終わりの青春は老後に響くよ(笑)

2016-02-17 (Wed) 22:42 | EDIT | REPLY |   

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