韓流研究室

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鬼怒川の氾濫

★鬼怒川の堤防140m決壊、
 修復は長期化も

  読売新聞 2015年09月10日 20時17分
 
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150910-OYT1T50105.html?from=ycont_top_txt
国土交通省によると、
鬼怒川下流域では10日夕現在、
堤防が140メートルにわたって決壊している。

 同省は同日中にも排水ポンプ車など15台を投入して
排水作業を始める予定だが、現場に工事車両が
入れないため堤防の修復には時間がかかり、
作業は長期化する恐れがあるという。

 鬼怒川下流域の堤防については、
同省が「10年に1度の大雨」による災害を防ぐには
不十分だとして、高さをかさ上げし、幅も広げる事業を
進めているところだった。
高さ約3~4メートルの決壊現場付近についても、
昨年度から用地買収を始めていた。

(引用ここまで)





★鬼怒川の氾濫、
 ソーラーパネル設置で
 丘が削り取られていた場所からも

 The Huffington Post 2015年09月10日
 http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/10/kinugawa-solar_n_8115002.html
茨城県常総市で9月10日、
鬼怒川沿いの堤防沿いの複数の地点から
水が氾濫したが、そのうちの1つである
若宮戸(わかみやど)付近あたりでは
もともと堤防がなく、太陽光発電所の建設の際に、
堤防の役割を果たしていた丘も削り取られていた

ことがわかった。

日テレNEWSによると、
大型の土のうを積んで対応していたが、
そこから水があふれたという。

国土交通省はこの日、若宮戸地区で、
鬼怒川の水があふれる「越水」が確認されたと発表。
この場所付近に堤防がないことは、
2014年6月の常総市議会でも指摘されていた。

さらに、
この場所には通称十一面山という丘があり
堤防の役割を果たしていたとされるが、
この丘も民間業者のソーラーパネルの設置により、
市に無断で削りとられていた。

2014年6月3日、同市の担当者は市会議で
次のように発言している。

 御指摘の若宮戸地先におきましては、
 ことし3月下旬に若宮戸地区の住民の方より
 丘陵部の一部が掘削されているとの通報があり、
 現地を直ちに確認し、鬼怒川を管理している
 国土交通省関東地方整備局下館河川事務所へ
 報告したところでございます。

 当該地区は民有地であったため、民間事業者の
 太陽光発電事業により丘陵部が延長約150メートル、
 高さ2メートル程度掘削されたものでありました。

 今年度の出水対策といたしまして、下館河川事務所で
 検討をしていただいた結果、太陽光発電事業者の土地を
 借りて丘陵が崩された付近に掘削前と同程度の高さまで
 大型土のうを設置することとし、現在常総市とともに
 交渉を進めている状況であります。
 また、今後は下館河川事務所において築堤の事業化に
 向けて検討していると聞いております。

 (常総市議会議事録「平成26年5月定例会議
  (第2回会議)」より 2014年6月2日)


Google Earthでは、2014年3月22日の時点で、
この位置にソーラーパネルがあるのが確認できる。
  sp570.jpg

2013年12月1日の時点では、
この位置には丘が残っていたことも確認できる。 
  sp571.jpg

その後、2014年12月3日の同市議会では、
市の担当者から、この場所に堤防をつくる動きが
あることが報告されていたが、
民有地であることから土地の買収についての
懸念も出ていた。


(引用ここまで)



  sp479d111-s.jpg

 9月10日7時40分に若宮戸地区で
堤防から水があふれる「越水」が発生。
13時15分には三坂町地区で堤防が決壊

若宮戸地区の自然堤防は3メートル程度。
建築物をつくるものでもないからと、
開発とかの市への届け出はなく対応が遅れた。
そして太陽光発電事業により丘陵部が
延長約150メートル、高さ2メートル程度掘削された・・・
ソーラー設置会社は
自然堤防が切削された場所は、別の会社の所有
「自分達には関係ない」と言っているらしい。
業者との話し合いで、
その土地を借りて土嚢を積んで応急措置。

wkXzzGo.jpg

この、通称「十一面山」、
今回の民間業者だけの責任というより
以前からこんな状態。


★十一面山(若宮戸山)とは
 http://www2.plala.or.jp/subhananohoso/1gaiyo.html
怒川の東岸 南北2km 東西100m~200m

茨城県常総市(旧結城郡石下町)大字、本石下、
字、西原から若宮戸地内にかけて、
平地林
があります。
鬼怒川中流域東側に広がる里山です。
利根川水系鬼怒川の河畔砂丘林です。
総面積、約20HA余(約20町歩余)です。

 日本経済が高度成長期にあった頃、
河畔砂丘の川砂が大量に採取され東京方面の
大規模工事などに使われました。

石油やガスの普及により、薪炭林としても
活用されなくなりました。赤松林も少なくなりました。
周辺の桑畑や野菜畑も放置されました。
笹、セイタカアワダチソウ、蔓草、ニセアカシャ、
アカメガシワなどが、目立つようになりました。
廃車などまでもが不法投棄されました。

 平成15年に「十一面山の自然を守り育む会」
が結成されました。その後、この会は、
「十一面山平地林保全整備促進協議会」と
名称を変更しました。

平成15年2月にトラック150台分もの
不法投棄物が撤去されました。

のべ500人以上もの人々が1週間以上も汗を流しました。
平成16年11月に420人余の人々で
5千本の苗木が植樹されました。ヤマザクラ、クリ、
イロハモミジ、コナラ、クヌギです。
早いもので大きくなりました。里山の観察会、川の観察会、
巣箱かけ、野鳥観察会、植物観察会、栗拾いなどの
イベントが実施されています。

(引用ここまで)



十一面山(若宮戸山)に隣接して
常総市本石下西原に「十一面観音様」という
今では無人の観音堂が有るそうです。

■下妻板東十八番札所
 金椿山 泉蔵院 十一面観世音菩薩

 http://www2.plala.or.jp/subhananohoso/kannonjyu.html
(引用開始)
延文2年(1357年)は、南北朝時代の後半です。
後醍醐天皇、足利尊氏、北畠親房などで知られる
時代です。室町時代、安土桃山時代と、戦乱が続き、
支配者が入れ替わった時代です。
地形も現在とは異なっていたと推測されます。
鳥羽の淡海、飯沼、鬼怒川と小貝川の乱流。
沼沢地や原野が今よりずっと広かったと思います。
原、西原、北原などの字名が、往時を物語っている
かもしれません。
標高30M余の河畔砂丘とその近辺は、
人が住むのに適地であったと推測されます。
鮭、ウナギ、ナマズ、ヤマベ、フナなどの捕食。
河畔砂丘の薪炭、茸、山菜。周辺の田畑。
あいつぐ戦乱やたび重なる洪水で、
人々の生活は過酷なものであったろうとも
推測されます。

普門寺を中心として、観世音菩薩で結ばれた
絆の人々が、遠い昔から、今日まで、常総の地で
生活してきたことが推測されます。
十一面観音様や十一面山(若宮戸山)に
いっそうの愛着が湧いてきます。
(引用ここまで)

★十一面観音
 http://www.butuzou-world.com/butuzoumnomiryoku/dictionary/bosastu/%e5%8d%81%e4%b8%80%e9%9d%a2%e8%a6%b3%e9%9f%b3/

★十一面観音
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%B8%80%E9%9D%A2%E8%A6%B3%E9%9F%B3
十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経によれば、
10種類の現世での利益(十種勝利)と
4種類の来世での果報(四種功徳)を
もたらすと言われる。

十種勝利
(中略)
・水不能溺(溺死しない)

(引用ここまで)

★十一面観音
 奈良県桜井市・聖林寺HPより
 http://www.shorinji-temple.jp/about/about04.html
 十一面観音は、よく知られているように、
かつては三輪山・大御輪寺の本尊であった。
大御輪寺は奈良時代の中頃、大神々社の
最も古い神宮寺として設けられ、
十一面観音はその本尊として祀られてきたという。
明治になると神仏分離・廃仏毀釈の嵐が吹き荒れるが、
既に幕末はその前触れがあったのであろう。
十一面観音はじめの三体の仏像は
慶応四年五月十六日、
大八車で三輪からこの地に避難された。
果たして、廃仏の波は三輪の神宮寺を呑んで、
凡ての仏教関係の物は破壊し尽くされた。
本尊の観音様がどのようにして、
何のために祀られてきたか、
今となっては知る由もない。

観音さまに関した書類凡てが灰燼に帰したからである。

(引用ここまで)



★鬼怒川の流れ
 http://suido-ishizue.jp/kokuei/kanto/tochigi/kinunanbu/0101.html




堤防を造りたいのに、
民有地で用地買収が困難って
何とかならないのかなぁ・・・

激しい濁流のため、救助ボートが使えず
自衛隊や海上保安庁のヘリコプターが
孤立した住民を一人一人救助。

濁流の中で屋根に取り残された老夫婦。
お爺さんと一緒にペットの犬も救出!
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無事に救助した後で、
ペットの犬の頭を「良かったね♪」と
ポンポンと撫でてあげる自衛官の優しさに
TVを観ている私も、感謝・感激だったわよ。

氾濫した川は容赦なく、家屋を流す。
折角避難した避難場所が孤立・・・

警察庁によると、午後11時現在、
常総市の鬼怒川決壊現場付近で、
約690人が救助を求めている。

避難所となった常総市地域交流センターに
集まって長い時間を過ごす地域住民の皆さん・・・

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横になれないままで一夜を過ごすのは、
お辛いだろう・・・

消防や海保や自衛隊だけでなく
近隣の警察からも大勢、
この災害救助の応援に出動している中
デモの警備には、人手が必要。
なのに、あの人達ときたら・・・




★【栃木、茨城大雨】
 自衛官480人を派遣 
 ヘリやボートで404人を救助

 産経新聞 2015.9.11 00:33
 http://www.sankei.com/affairs/news/150911/afr1509110005-n1.html
防衛省は10日、栃木、茨城両県の大雨災害を受け、
自衛官480人、航空機15機、車両70両、ボート
40隻などを派遣し、被災者の救助や土嚢による
水防活動に当たったと発表した。
10日午後8時現在で、ヘリコプターやボートにより
計404人を救助した。防衛省によると、
ヘリによる救助活動は打ち切ったが、
地上での災害支援活動は夜を徹して行われる。
(引用ここまで)



本当に、頭が下がります。
この様な自衛隊の活動に
「暴力装置」だの「暴走している」だのと批判し

「防災訓練」にまで反対の抗議デモをしてきた
あの人達・・・






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Comments 2

Alicia

結局人災とも言えるのでしょうか

堤防替わりの丘を削ってソーラーパネル。。。
そのソーラーパネルは、どの国のメーカー製なんでしょうか。

河の氾濫は想定内にしても、堤防が決壊してこれだけの被害が出ると、人災ということも考えられる悲しい事実ですね。

ヘリコプターでの救助、見ていました。
あの悪天候、強風の中頭が下がります。

ドラマ『空飛ぶ広報室』で紹介された航空自衛隊救難団「メディック」を思い出してしまいました。日々の過酷な訓練により、救助者そして自分の命を守る。プロフェッショナルです。
自衛隊に感謝を。
そして被災者の方々の無事と健康を祈ります。

2015-09-11 (Fri) 02:40 | EDIT | REPLY |   

マザー

スーパー堤防

スーパー堤防建設に反対している人たちは
今回、どう思ったのでしょうね?

2015-09-11 (Fri) 14:24 | EDIT | REPLY |   

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