韓流研究室

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出雲の佳き日に・・・

★高円宮典子さま結婚式
 平安絵巻のような「髪形・装束」
 身分によって違う靴のリボン

 J-castニュース・ワイドショー通信簿
 あさチャン! 2014/10/ 6 15:06
 
http://www.j-cast.com/tv/2014/10/06217642.html?p=all
(注:画像は管理人が説明の為添付)

新婦は「おすべらかし」の平安朝、
新郎は衣冠姿、
式は出雲大社に伝わる「天の御柱めぐり」

―高円宮家の次女・典子さま(26)と
出雲大社の権宮司・千家国麿さん(41)の
結婚式が、5日(2014年10月)に出雲大社で行われた。

出雲市内は大変な人出

一目見ようと出雲市内は大変な人出で、
とくに典子さま人気は絶大だった。
井上貴博アナは
「典子さまが車でどこを通られるか知らされて
 いなかったため、情報交換がいたるところで
 行われ、きのう1日中、典子さま中心に
 皆さんが動いていた」という。

スタジオで話題となったのが
参道に現れた典子さまの平安朝の姿だった。
この朝、典子さまは
ホテルを出発された時の洋装からお召かえで、
髪はおすべらかし、表着は儀式のときに着る
袿(うちぎ)、切り袴、靴という装束で登場した。
 kousitunrk527-jpp017975631.jpg
一般には馴染みのない皇室の結婚式について、
皇室担当20年以上という
『女性自身』の近重幸哉記者が解説した。

おすべらかしに袿・長袴・靴
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まず、髪型のおすべらかしは
「固めるので時間がかかりそうですが、
 詳しいことは分からない」。

次に服装は
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「短い袴に靴をお履きになっていますが、
 これは移動の時の様子で、
 動き易くするために袴をお腹のところで
 折って短くし、靴は袴と同じ布で作る決まりに
 なっています。
 靴のリボン飾りは身分によって異なるのだそうです」


このあと2人は社殿に上がられ、
典子さまは再びお召かえ。
今度の表着は祖母の三笠宮妃、百合子さまが
大正天皇の妻、貞明皇后から贈られた
赤色の袿、紫色の長袴だ。
 kousitunrk527-jpp017975417.jpg

袴は参道を移動した際に着けていた紫の袴を
下されたらしい。
 kousitu1410050002-n3.jpg

式は50分ほどで終わり、最後にお召かえになって
現れたときの典子さまは洋装に戻った。

新郎・新婦の第一声は
「心が晴れやかです」
「私もほっとしております」だった。
そのお召かえの早業にスタジオは再びびっくりだった。

(引用ここまで)


J-castニュースの記者さんの
あまりにもバカっぽい言葉使いはおいといて・・・

高円宮典子女王殿下のご結婚に際しての
古式ゆかしい衣装について

★衣紋道(えもんどう)
 「おすべらかし」「小袿(こうちぎ)」
 「長袴(ながばかま)」・・「衣冠」

 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/63565261.html



表着は
三笠宮崇仁親王妃百合子殿下が
母宮、貞明皇后より賜った、
縁のある小袿なのだそうです。

 kousituimg_1.jpg
三笠宮崇仁親王殿下と百合子妃殿下の
1941年10月22日、結婚の儀のお写真です。
この時の小袿なのでしょうか?
  kousitumon2.jpg
 紅の二重織物で入子菱地文に八葉菊

三笠宮家は、戦後、
GHQにより新しく創設されたために、
経済的な基盤がなかったばかりでなく、
空襲でお邸が全焼されており、
経済的な労苦は他の宮家と比べてはるかに大きく、
5人のお子様を育てながら宮家をお支えしたのが
百合子妃殿下でした。

皇籍離脱して、千田家に嫁ぐ典子様への
百合子妃殿下の素晴らしい贈り物ですね。

出雲大社にお入りになった際の素敵な小袿
 kousitunrk527-jpp017975631.jpg
これは「袿袴道中着姿」と呼ばれます。

「宮中ニ参入スル者ノ袿袴ノ制
 (大正4年皇室令第8号) によると
http://kariginu.jp/kikata/5-3.htm
未婚の女子は袴と小袖、単
そして靴に濃色(紫に近い深えんじ色)
用いる、という決まりなのだとか

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1873年(明治6年)、
富岡製糸工場を昭憲皇后と英照皇太后が
行啓された際の壁画

今回お召しになった袴も、
貞明皇后ゆかりの生地を使って
お仕立てしたそうです。
屋外を歩く場合、
袿(うちき)を帯でおはしょりして
袴もおはしょりをし短くして着用します。
袴と同じ生地で作る「靴」は
明治以降、西洋風です。 

今回の靴とは違うものですが、こんなデザイン?
 kousitujk650.jpg

こちらは、東京国立博物館が所蔵している
大正時代の「袿袴 切袴付 一具」
 http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/show/C0086857
kousitu0086857.jpg

御髪は、下図の一番左
大垂髪の中でも「お大」と呼ばれる
五衣・唐衣・裳の正装に用いる髪型です。
 migusi-osuberakasi3.gif
仙花紙という厚紙を黒く塗った「つとうら」という
型紙を中に入れて、大きく左右に「鬢(びん)」を
張り出させるという技術。



なんと、皇女和宮さまが
臣籍降嫁に際して調達された小袿がこちら
宮中内蔵寮御用装束調進方 高田家所蔵
kousitukazunomiyafusecyoukire.jpg
 http://www.takata-courtrobe.co.jp/ins8.htm



父宮様に肩車をされるのが
大好きだったという典子様。
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亡き高円宮殿下も、お喜びでしょう・・・

とても佳きお式を拝見させていただきました。



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Comments 2

白珠

>三笠宮家は、戦後、GHQにより新しく創設されたために、
ここは違ってませんか?

2014-10-08 (Wed) 05:37 | EDIT | REPLY |   

あや

Re: タイトルなし

> >三笠宮家は、戦後、GHQにより新しく創設されたために、
> ここは違ってませんか?

創設は、崇仁親王殿下が成人された昭和10年12月2日ですね。
GHQの命令による新制度での宮家の財務状況という意味で
言葉が足りませんでした。
ご指摘ありがとうございます。

2014-10-08 (Wed) 10:09 | EDIT | REPLY |   

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