韓流研究室

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新盆の準備

父の初盆が近いので、準備に忙しい毎日・・・
昔ながらの盆棚は作らないけれども
法要で使ったスチール製の3段棚を活用して
盆棚を作る!

こんな感じ・・・
 
illust_shizu.gif

父が元気な頃、
お盆の近くになると青竹を取りに行くと言って
山に軽トラで向かったそうなので
所有する山に竹が生えていると思ったのだが・・・
先日、山に行ってみたら
竹なんかどこにも生えていない・・・
熊笹は有ったけれどね。

父さん、アンタ一体
どこから竹を手に入れたんだい!!!

先日、実家に行って玄関周りの草むしりをしていたら
近所のお爺ちゃんが通ったので聞いてみたら
「ああ~~、健ちゃんはいつも完ちゃんちの山に
 竹を貰いにいっとったでぇ~。」

で、その完ちゃんって?
「4年前に死んどるでぇ~~」
えっ?じゃ竹はどうすりゃ・・・
(そもそも、完ちゃんとやらの家も山も知らんし)

仕事関係の知り合いに電話して
竹笹を4本分けて貰えませんか?と聞くと
二つ返事で「適当に切って持っていきな~」と言われたので
昨日、下見に行って来たら・・・
コリャ本格的な竹林・・・こんな感じ。
 take2.jpg

い・・・や・・・こんな立派な竹じゃなくていいのだが・・・
「根元で切って、上の方を使えばイイだらぁ!」
4~5メートル位あるんですけど・・・

えっと、次に
ミソハギと水向け!
ミソハギって?????
  miso0922_misohagi.jpg
漢字で書くと「禊萩」、盆花とか精霊花ともいう。

昔はこんな風に
 mi7282.jpg
蓮の葉っぱに水を溜めてミソハギを添えていた。

昔は・・・蓮の葉も本物が手に入ったのだが
  hasu5b87a146.jpg

蓮の葉が無ければ里芋の葉で代用を・・・
ああ~~、この時期になると近所の畑には
里芋の葉っぱがたくさん有ったのに
今じゃ、畑だった場所にはアパートだらけ。
相続税対策なのだろうけれど、人口減だから
空室ばかり・・・

「禊萩」の字の通り
祭事や盆飾りの供物を清めるために穢れを払う水を注いで
禊に使ったので「禊萩」と呼ばれたとされている。
江戸時代中期、尾張藩の国学者・天野信景は、
この、ミソハギで供物に水をかける風習について、
「昔の医書にミソハギ(禊萩)が喉の渇きを止めるのに
 効くとあるので、亡者の渇きを癒すために、
 この草で水をかけるのではないか」と分析したという。
(図説 花と樹の大事典 柏書房)

江戸時代には、この風習が定着していたのですね。

★江戸東京の精霊棚
 http://www.kashiwashobo.co.jp/new_web/column/rensai/r03-10.html
盆中に亡魂を祀るための祭壇を、
江戸東京では精霊棚(しょうりょうだな)・盆棚・
霊棚(りょうだな)などといった。
その古い祀り方は、どのようなものであったろうか。
  r03-10-01.jpg
守貞慢稿には、
図入りでそれが解説されていて、当時の風俗を知る
貴重な資料となっている。
その解説には、
「今世江戸ニテハ大略仏檀中ニ祭ルヲ畧トシ、
 専ラ下圖ノ如キ棚ヲ造リ、四隅ニ青竹ヲ立テ
 菰縄ヲ張リ、下ニハ真菰筵ヲ敷テ棚ノ周リニハ
 青杉葉ニテ造リタル籬ト云ヲ以テ椚ノ如クニス。
 此棚上ニ、常ニハ仏檀ニ置ル位牌ヲ取出シ祭ル」

とある。精霊棚を祀るには、
まず特設の棚を部屋の中に設けて四周を杉葉の
籬垣(ませがき)で囲み、その四隅には青竹を立て、
竹と竹の間にはマコモの縄を張り、
棚上にはマコモの筵を敷いて仏壇の位牌をそこに移した、
とのことである。

『絵本江戸風俗往来』などを見ても、
ほぼ同じ飾り方でそれが描かれており、
これが江戸の標準的な精霊棚の姿であったことがわかる。
  r03-10-02.jpg
 図には、
マコモ縄の縄目に穀物の穂やいろいろな野菜類が
はさまれ、それらがぶら下げられている様子も
描かれているが、これを神道の四方竹・シメ縄と
同じものととらえる見解も古くからある。

「稲穂粟穂等新嘗に秋のなり物奉る名殘也。
 茄子牛、胡瓜馬、白鶏冠花は
 祈年祭式の白猪白馬白鶏の名殘也。
 間狭籬は神籬して四方にたつる竹は忌竹、
 上に曳延たるは注連繩なり」

という具合であるが、
非常に古風な儀礼習俗の型を伝えるもので
あることにまちがいはない。


(続きはリンク先で)


 「みそ萩や 水につければ 風の吹く」 小林 一茶

兄は
「もっと簡単にやればいいラ~~」と言うが

お盆の準備って、
私と父と母と祖母の思い出が詰まっている・・・
子供の頃、父が座敷で盆棚を組み立てている間
台所に、祖母と母と私が立ち
一緒に茄子の牛や胡瓜の馬を作ったなぁ。
  お盆

母が茄子と胡瓜を賽の目に切って、
祖母が洗った米を入れて、私が混ぜる。
「水の子」の出来上がり!
obon0808-1.jpg


祖母は、一つ一つのお供えに意味がある事を
謳うように私に伝えたのに・・・
私ときたら、すっかり忘れている!!!!

夕方、取引先のMさんが会社に来るなり
「お父さんの新盆の盆棚を準備してるんだって?」
と言う。竹林の持ち主に聞いたらしい。
裏の土手に咲いていたミソハギを株分けして
鉢に入れて持ってきてくださった。

「お父さん、きっと喜ぶよぉ
 頑張んなぁ!」


ちょっと・・・ウルウル・・・
 
白紋天も、盆灯篭も用意したし、
もうすぐだね、父さん、ご先祖様・・・
  bon01.jpg


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Comments 2

Alicia

懐かしいです

実家では母が必ず毎年茄子の牛ときゅうりの馬を作ってお迎えしています。
台湾は何かっていうとニセ金の札束を大量に燃やすでの煙い…これもかなりの公害です。爆竹ハンパないですし。
文化といっても、まわりに迷惑なのはちょっちね、と思ってしまいます。

2014-06-27 (Fri) 03:22 | EDIT | REPLY |   

トマト

風習ってなかなかやめられませんし止めたくないですよね。うちも色々あって簡単になってしまったのですが、大事な所はきちんとやってます。父に怒られるだろうな…と思いながら(苦笑)

2014-06-28 (Sat) 09:03 | EDIT | REPLY |   

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